【春日大社】奈良の最強パワースポット神社の見どころはここだ!

奈良と言えば「大仏」や「鹿」といったイメージもありますが、同じ奈良公園内には世界文化遺産にも登録されている春日大社があります。

春日大社の背にある春日山は神が宿ると言われている神体山なので、春日大社はパワースポットとされています。

今回は春日大社の見どころや歴史、ご祭神、期待できるご利益等を紹介します。

目次

 春日大社の歴史を紹介!

まず、春日大社の歴史を簡単に紹介します。

春日大社は平城京の守護と国民の繁栄・幸せを願って建立されました。

主祭神は武甕槌命(タケミカヅチノミコト)であり鹿児島県の鹿島から御蓋山(ミカサヤマ)の山頂にある浮雲峰(ウキグモノミネ)にお迎えしたと言われています。

その後、千葉県の香取から経津主命(ふつぬしのみこと)、大阪府の枚岡神社から天児屋根命(あめのこやね)と比売神(ひめがみ)を迎えたとされ、現在のご祭神となっています。

春日大社で期待できるご祭神とご利益

ご祭神

武甕槌命(たけみかづちのみこと)

春日大社の主祭神で「古事記」に登場する武の神。伊邪那岐(いざなぎ)が火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)の首を切り落とした際に、刀の根本についた血が岩に飛び散って生まれた神とされています。

国護りの際に国を護ることを反対した力自慢の神、建御名方神(たけみなかたのかみ)と力比べし、圧倒的な力の差で勝利した武運を司る神です。

経津主命(ふつぬしのみこと)

「日本書紀」に登場する神の1柱。武甕槌命と同じように武運を司る神とされています。

また、武甕槌命と同じく火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)の首を切り落とした際に、刀の根本についた血が岩に飛び散ったのが、経津主命の祖とされています。

「古事記」と「日本書紀」では話が異なっていますが、一説によると武甕槌命と共に国護りを成功させたと言われています。

天児屋根命(あめのこやねのみこと)

「古事記」では、天児屋命(あめのこやねのみこと)、「日本書紀」では天児屋根命(あめのこやね)と表記されている神です。

名前の「こやね」は「言綾根」の意味を持ち、「言綾根」は「美しい祝詞(ことば)」の名義と言われています。

天岩戸に隠れた天照大神を呼び戻すために、祝詞を奏上したため、天児屋命は祝詞の神とされています。

比売神(ひめがみ)

比売神(ひめがみ)は主祭神の関係の深い女神を意味します。春日大社では天児屋根命の妻で天美津玉照比売命(あめのみつたまてるひめのみこと)とされています。

天美津玉照比売命は夫である天児屋根命を常に助け、御子神である天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)を賢く育てたとされ、良妻賢母、女性の鑑とされています。

ご利益

武道守護、殖産興業、国家安泰、芸能上達、豊漁、水難防止、航海安全、安産、病気平癒、厄除け、縁結び、延命長寿、交通安全、家内安全、産業指導、心願成就、勝運、交通安全、体育勝運守、学業成就、開運、受験・入試合格など

ご祭神も多く祀られているので、ご利益もたくさんありますね。

境内の見所をご紹介|創立1250年の由緒正しく神社です!

それでは、春日大社の境内の見所を紹介します。

一之鳥居|高さ6.75メートルの大きな鳥居です

本殿に至る道にある最初の大鳥居です。平安時代後期に作られたもので、現在のものは1638年に再建されました。

二之鳥居|

二之鳥居は本殿近くにある大鳥居です。近くには伏鹿手水所等があり、神聖な場所に参拝するという気持ちを持たせてくれる鳥居です。

伏鹿手水所|鹿をモチーフにした手水所で手と口を清めましょう

二之鳥居の近くにある金属製の伏鹿の手水所です。春日大社の鹿は神の使いとされ、神聖な存在とされています。そんな鹿をモチーフにした伏鹿手水所で両手を清めることで良いお参りができそうですね。

御本殿|春日大社の中心的場所!

本殿は先程紹介した武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の四神が祀られている場所です。

本殿は4殿に分かれており、第1殿に武甕槌命、第2殿に経津主命、第3殿に天児屋根命、第4殿に比売神がそれぞれ祀られています。

最初の本殿は768年に建立され、現在の本殿は1863年に造替されたものとなっています。

額塚|表面に出ているのは岩の一部です

額塚は南門の近くにある大きな石です。

大昔、南門に飾られていた神額が落雷によって砕け落ち、大きな穴が空いたとされ、その穴に額を埋納し、大きな石を被せた一部が表面に出たと言われています。

本宮神社遙拝所|本宮神社への祈りはここで!

本宮神社遙拝所は春日大社の南側にある御蓋山(みかさやま)の山頂にある本宮神社の遙拝所です。

御蓋山は春日大社の神山で、一般の人は立ち入ることはできないので、山頂にある本宮神社へ祈りを捧げる場合はこの場所からとなります。

御間道(あおいみち)|石の灯篭が雰囲気を出しています

春日大社南門から若宮神社までに至る約100メートルの道を御間道(あおいみち)と呼ばれています。

かつては春日大社本社と若宮神社を何千と往復する祈願も盛んだったと言われています。

御間道の左右にあるのは石の灯篭です。室町から江戸時代に造られた灯籠が多いようです。

榎本神社|春日大社より前に建立された神社です

榎本神社は春日大社が建立される前より存在していたとされる神社です。

江戸時代までは巨勢姫明神(こせひめみょうじん)をご祭神としていましたが、現在は猿田彦神(さるたひこのおおかみ)となっています。ご利益は長寿健康です。

祓戸神社|全ての罪を洗い流せます

二之鳥居の近くにある神社でご祭神は瀬頼津姫神(せよりつひめのかみ)です。

瀬頼津姫神は「古事記」や「日本書紀」に登場していない女神で詳細なことは分かっていませんが、水を司る神様ですべての罪を洗い流してくれると言われています。

水を司る神様として、水難防止や罪穢れの祓いなどがご利益と考えられています。

船戸神社|車の御祓いもできます

ご祭神は衝立船戸神(つきたつふなどのかみ)で伊邪那岐が黄泉の国で使用した杖から生まれた神様です。

悪霊を塞ぐことから「結界」の神様と言われています。そのため、ご利益は交通安全や旅行の安全とされています。

また、船戸神社は駐車場と隣接した「車御祓所」を設けており、神職による車の御祓いをすることができます。

総宮神社|ご祭神がたくさんいらしゃいます

総宮神社は平安時代初期に建てられた神社です。元は興福寺に境内に建立されましたが、明治以降に春日大社の境内に遷されました。

総宮神社の特徴は天照大神・「八幡大神」・「春日大神」など神々を多数ご祭神としていることです。衣食住の「住」を司るとされており、建築の守護などにご利益があります。

葛城一言主神社|1つだけ願いを叶えてくれる神社です

一言主神社は葛城之一言主大神(かつらぎのひとことぬしおおかみ)と幼武尊(わかたけるのみこと)をご祭神とする神社です。

「古事記」によると葛城之一言主大神は悪い事も良い事も一言で言い放つ神と言われています。

そのため、「一言の願い」をなんでも叶えるとされており、幅広いご利益がありますが、合格祈願や縁結びが主なご利益とされています。

水谷神社|裏手に流れている川が名前の由来です

春日大社にある61の摂社、末社中で筆頭格となっているのが水谷神社です。裏手に水谷川が流れているのが、名前の由来となっています

。江戸時代までは牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)をご祭神としていましたが、明治時代に行われた廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により、素盞鳴命(すさのおのみこと)、大巳貴命(おほむなむみのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)がご祭神となっています。

ご利益は子孫繁栄、病気平穏と言われています。

若宮十五社めぐりを紹介!|生涯の安泰を祈願できる場所!

春日大社の南側にある敷地内には若宮神社をはじめとした神社・遥拝所が15ヶ所あります。これら15ヶ所の神社・遥拝所めぐりを「若宮十五社めぐり」と言います。各神社・遥拝所のご祭神とご利益を紹介します。

若宮神社|若宮十五社めぐりの中心的場所!

若宮(わかみや)神社は若宮十五社の第一番納札社で中心的神社です。神が隠れ住まうと言われている神奈備山を背にしているため、パワースポットとしても人気です。

ご祭神は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)です。ご利益は「正しい知恵」と言われています。

若宮神社にある大楠は奈良県下で1、2を争う巨樹と言われています。

3本の木が1本に合わさった、神功皇后が手植えをしたなどの伝説が今日まで伝えられています。

三輪神社|子供の成長を祈願できます

若宮十五社の第二番納札社が三輪(みのわ)神社です。ご祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)で、ご利益は子孫の繁栄、安全な子供の成長です。

兵主神社・南宮神社|健康と金運を祈願できます

若宮十五社の第三番納札社が兵主(ひょうす)神社、第四番納札社が南宮(なんぐう)神社です。

兵主神社のご祭神は大巳貫命(おおなむちのみこと)でご利益が延命長寿。

南宮神社のご祭神は金山彦神(かなやまひこのかみ)でご利益が金運の守護です。

廣瀬神社・葛城神社|2つ同時に祈願できます

若宮十五社の第五番納札社が廣瀬(ひろせ)神社、第六番納札社が葛城(かつらぎ)神社です。

廣瀬神社のご祭神は倉稲魂神(くらいなたまのかみ)。衣食住を守護してくれるので、普段の生活全般にご利益があるとされています。

葛城神社は葛城一言主神社と同じく一言主大神をご祭神とし、ご利益も同じく「一言の願い」をなんでも叶える心願成就です。

三十八所神社|人生で必要な力を授けてくれる場所!

三十八所(さんじゅうはっしょ)神社は若宮十五社の第七番納札社です。

ご祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冊尊(いざなみのみこと)、神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)です。

ご利益は「正しい勇気と力をお授けくださる」と言われており、人生で必要になる力を授けてもらえます。

佐良気神社|商売繁盛を願うならここ!

佐良気(さらけ)神社は若宮十五社の第八番納札社です。

御祭神は蛭子(ひるこのかみ)神、別名でえびす神を祀っています。えびす様はご存知の商売繁盛のご利益を授けてもらえます。

春日明神遥拝所|春日大社の祈りはここで!

春日明神(かすがみょうじん)遥拝所は若宮十五社の第九番納札社ですが、神社ではなく春日大社に祈りを捧げる遥拝所となっています。

ご祭神は春日皇大神(かすがすめおおかみ)で「ひらめきの神」とされています。

宗像神社|弁天財と同様のご利益があります

宗像(むなかた)神社は若宮十五社の第十番納札社で市杵島姫命(いちきしまひめみこと)がご祭神です。

市杵島姫命は弁財天と同様の扱いを受けており、ご利益も同じく諸芸の発達とされています。

紀伊神社|参道の終点に佇む神社です!

紀伊(きい)神社は若宮十五社の第十一番納札社で参道の終着点にある神社です。

ご祭神は五十猛命(いたけるのみこと)、大屋津姫命(おおやつひめのみこと)、抓津姫命(つまつひめのみこと)です。

命の根源をお守りくださる神様として生命力を与えてくれるご利益を授かれます。

伊勢神宮遥拝所|日頃の感謝をここで祈りましょう

伊勢神宮(いせじんぐう)遥拝所は若宮十五社の第十二番納札社で春日明神遥拝所と同じく遥拝所となっています。

ここでの祈りは伊勢神宮に届けられます。

御祭神は内宮が天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおかみ)、外宮が豊受大御神(とようけのおおみかみ)です。

ここではご利益を授かるのではなく、天地の恵みに感謝する場所とされています。

元春日・枚岡神社遥拝所|春日大社と同じご利益があります

元春日・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)遥拝所は若宮十五社の第十三番納札社で枚岡神社を遥拝する場所となっています。元春日は枚岡神社の別称です。

春日大社の一部が遷されたため、春日大社と同じく天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)がご祭神で、ご利益は延命長寿です。

金龍神社|金運上昇はここで授かりましょう

金龍(きんりゅう)神社は若宮十五社の第十四番納札社で名前の通り、金龍大神(きんりゅうおおかみ)がご祭神です。

開運財運をお守りくださる神様として金運上昇のご利益があります。

夫婦大國社|夫婦円満の秘訣はここにあり!

最後は夫婦(めおと)大國社。若宮十五社の第十五番納札社で春日大社の中でも有名なスポットの1つです。

ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)、須勢理姫命(すせりひめのみこと)です。夫婦円満、良縁、福運守護の神様として縁結び・恋愛成就のご利益を授かれます。

大勢のカップルや夫婦などがよく参拝されている神社です。

夫婦大國社は水占いが有名です。何も書かれていないような紙を水に浸すことで占いの結果が紙に浮き出てきます。

水占いができる場所は多くはないので、参拝された時は是非やってみてくださいね。

アクセス|便利な駐車場あり!

春日大社へは徒歩、バス、車でのアクセスがメインとなっています。

徒歩の場合

近鉄奈良駅より徒歩約25分

バスの場合

・JR大和路線・近鉄奈良駅から奈良交通バス(春日大社本殿行)「春日大社本殿」下車すぐ

・奈良交通バス(市内循環外回り)「春日大社表参道」下車、徒歩約10分

車の場合

・名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分

・京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km

・第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km

・西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km

春日大社には100台収容できる大型駐車場が用意されています。営業時間は7:00〜17:00までとなっています。

まとめ|春日大社に来た時は時間を確保して東大寺も参拝しよう!

春日大社は奈良公園の敷地内にあり、同じ敷地内には東大寺などがあります。

春日大社に来た際には、東大寺も一緒に参拝してご利益をたくさん授かりましょう!

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