【談山神社】見どころ満載で恋神社もある縁結びパワースポット!

奈良県桜井市の南部にある『談山神社』は日本の歴史を大きく変えるきっかけを作った、飛鳥時代の『大化の改新』の始まりの地としても有名な神社です!

境内には重要文化財も多く、見どころいっぱいの『談山神社』を参拝してきたので、歴史や御祭神、御朱印やアクセス情報などご紹介したいと思います。

まずは談山神社の歴史から学びましょう!


まずは『談山神社』の歴史から学びましょう!

『談山神社』の創建は、鎌倉時代に記録されたと寺伝では、『中臣鎌足(後の藤原鎌足)』の死後678年、唐から帰国した中臣鎌足の長男で僧の『定恵(じょうえ)』が、父の墓を摂津国安威山(現在の大阪府高槻市)から大和のこの地に移し、十三重塔を造立したのが発祥であると伝わっています。

680年頃に『講堂(現在の拝殿)』が創建され『妙楽寺』となり、701年に『本堂』が建築され、平安時代になると藤原氏の繁栄ともに隆盛したらしいです。

しかし、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく※)の時に寺院のままでいるか、神社として存続するかで意見が分かれましたが、最後は神社として存続を選び、『談山神社』と名をかえて現在に至るとのことです。

『談山』の名前の由来は、飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿を討った『大化の改新(645年)』の談合をこの多武峰(とうのみね)で極秘に行ったことから、談合を行った多武峰はその後、『談峯→談い山(かたらいやま)→談所ヶ森』と呼ばれるようになり『大化の改新談合の地』の伝承が残りました。

『談山神社』の名前もこのことに由来します。

[box class=”box28″ title=”廃仏毀釈とは?”]仏教を排斥し、寺などを壊すこと。明治維新の神仏分離によって起こった仏教破壊運動。[/box]

談山神社の御祭神とご利益とは?


『談山神社』の御祭神とご利益です。

御祭神

藤原鎌足公

飛鳥時代の政治家で、日本の歴史における最大氏族『藤原氏』の始祖です。

大化の改新の中心人物。

ご利益

仕事運アップ、所願成就、縁結びなどが期待できます。

境内の見どころ


それでは境内の見どころをご紹介します!

こちらが正面入山入口の真っ赤な鳥居で、130段の階段を上がると、『本殿』までたどり着きます。

ちなみに『談山神社』には入山拝観料が必要です。

受付時間/8:30~16:30(最終受付)
最終拝観/17:00まで

大人/600円
小人(小学生)/300円
小学生未満/無料

入母屋造の桜門と繋がった拝殿


こちらが石段を上がった先にある、鮮やかな朱塗りで校倉造りの『拝殿』と繋がって建てられた『桜門』です。

1520年頃(室町時代)造営され、重要文化財に指定されています。

御朱印はこちらで頂けます。


『拝殿』は写真の右側になります。

こちらは『楼門』で、履物を脱いでから、『拝殿』に入ることができます。

内部には『談山神社』にまつわる展示物もたくさんあり見どころ満載です。

本殿|日光東照宮のお手本


『拝殿』に入り、奥に進んでいくと左手に向かい合うように藤原鎌足公をお祀りする『本殿』が建っています。


こちらも重要文化財に指定されており、現存しているものは1850年に再建されたものです。

『本殿』は極彩色模様や、鮮やかな彫刻によって装飾されており、『日光東照宮』が造営される際に手本にもなったとも云われています。

他ではあまり見ることが出来ない独特の美しさとなっていますので、ゆっくりと観察しみて下さい。

十三重塔|世界唯一の建造物


こちらが『談山神社』を象徴する建造物の一つである『十三重塔』です。

678年に藤原鎌足公の長男『定恵(じょうえ)』と次男『不比等(ふひと)』によって建立されました。

現存するこちらの塔は1532年の室町時代に再建された物で、木造で現存するものとしては世界唯一で、国の重要文化財に指定されています。

高さは約17メートルで、『談山神社』の『拝殿』と『十三重塔』は、大正時代から紙幣に描かれるほど人気がありました。

権殿|芸能の神


こちらは『十三重塔』のお隣にある、重要文化財に指定されている『権殿(ごんでん)』です。

建立以来、500年の時を経て、大修理を終え、再生されました。

こちらには『芸能の神』がお祀りされています。

芸能、芸術に携わる人達の守り神として、また芸能上達を祈る『祈りの場』として『集いの聖地』として崇敬されています。

総社本殿|元は談山神社本殿


『権殿(ごんでん)』前の階段を下った右手奥に『総社本殿』があります。

『日本最古の総社(そうじゃ)』と云われており、重要文化財に指定されてます。

現在の『総社本殿』は寛保2年(1742年)に造替の『談山神社本殿』を移築したものになります。

総社拝殿|福禄寿様をお祀り


『総社本殿』のお隣はこちらも重要文化財の『総社拝殿』です。

こちらには『福禄寿様』がお祀りされています。

談山神社は『大和七福八宝めぐり』の霊場となっていて、こちらの『福禄寿様』は特に幸福を招来する人望の得を授けられるということです。

神廟俳所|藤原鎌足御神像


『総社拝殿』の向かいに重要文化財の『神廟拝所(しんぴょうはいしょ)』です。

履物を脱いで中で参拝することができます。

内部には『藤原鎌足御神像』や頭をなでて祈願すると願いが叶う『狛犬』がいますので、是非祈願しましょう!

ちなみにここ『神廟拝所』と『総社拝殿』の間の広場が『蹴鞠(けまり)の庭』と云われており、こちらでは毎年4月29日と11月3日に『けまり祭り』がここで行われています。

藤原鎌足公と中大兄皇子が初めて出会ったのも法興寺(現在の飛鳥寺)での蹴鞠会。

『大化の改新』の発端とも言えることから毎年行われています!

閼伽井屋|龍王の出現


こちらは『総社拝殿』のお隣にある『閼伽井屋(あかいや)』です。

元和5年(1619年)に造営され、重要文化財に指定されています。

『閼伽(あか)』とは、仏教において仏前などに供養される水のことで、こちらには、『摩尼法井(まにほうい)』と呼ばれる井戸があり、鎌足公の長男『定恵(じょうえ)和尚』が法華経を講じたとき、どこからともなく『龍王の出現』があったと言い伝えが残っています。

比叡神社


こちらは『閼伽井屋』から階段を上がった先にある、重要文化財に指定されている『比叡神社本殿』です。

『大山祇命(おおやまつみのみこと)』がお祀りされています。

東と西の二つの宝庫


『談山神社』には『東宝庫』と『西宝庫』の二つの宝庫があります。

二つの宝庫は柱を用いずに、木材を井桁に組み上げて壁にした『校倉造り(あぜくらづくり)』になっており、『井楼組(せいろうぐみ)』とも呼ばれる建築様式で、『東大寺』の『正倉院』なども『校倉造り』の建築物として知られます。

三角材を横に組み上げ、巧みに壁が形成されています。

岩くらと龍神社|龍神パワースポット①


こちらは『談山神社』でも人気のパワースポットとなっている、『岩くら』と岩上の社が『龍神社』です。

こちらの瀧と岩くらは、古神道の信仰の姿を今に残した『霊地』で、古代信仰では、神聖な岩に、天上から神を迎え、祭司を行いました。

龍珠の岩座|龍神パワースポット②


こちらも人気のパワースポットとなっている『龍珠の岩座(りゅうじゅのいわくら)』です。

『龍珠の岩座』は『談山神社』の前身の『妙楽寺』を創建する時に、『東の大樹の辺りより異光を放つ』岩があったそうで、この岩がその光を放つ霊石と伝えられています。

強力なパワースポットと言われています。

恋神社|人気の縁結びパワースポット


こちらは『談山神社』で人気の縁結びパワースポット『恋神社』に続く、『恋の道』です。

正面入山入口の階段を上がる途中の右手にあります。

この道を進むと人気の『恋神社』があり、縁結びを願う若いカップルや女性が多く参拝しています。

恋神社|縁結びの神様


こちらが人気の縁結びパワースポット『恋神社』です。

正式名称は『東殿』です。

こちらには『縁結びの神様』として『鏡女王(かがみのおおきみ)』が祀られています!

『鏡女王』は藤原鎌足公の妻であり、次男・不比等の生母と伝えられています。

『鏡女王』は、容姿端麗で才色兼備、鎌足と共に、その後の藤原氏繁栄の基礎を築いた人物でもあります。

『鏡女王』が幸せな一生を送ったことから『恋神社』と呼ばれるようになり、恋愛、結婚、そしてよりよい人間関係を結ぶご利益があるとされています。

江戸時代に建てられ、現在ではこちらも重要文化財になっています。

[box class=”box28″ title=”恋神社・祈願の仕方とは?”]まず、本殿正面から参拝し、時計回りに回って本殿背後から参拝します。

ぐるりと回って正面に戻り、また参拝します。

三度参拝することによって、祈願が深まるとのことです。[/box]

厄割り石|厄落とし・諸願成就


『恋神社』こと『東殿』の前に厄落とし・諸願成就のご利益が期待できる『厄割り石』があります。

こちらは本殿横の授与所で『厄割り改新玉』というのを授与して貰います(2個300円)。

1つには身体に関わる厄を移し(部位にあてる)、もう1つにはお願いを込めて、『厄割り石』にそっと落とすとの事です。

むすびの岩座|人間関係の結び神


こちらは東殿の脇にはある、神が宿ると云われている『むすびの岩座(いわくら)』です。

こちらも強力なパワースポットとして人気です。

『むすびの岩座(いわくら)』は1300年以上も前に『談山神社』の前身の『妙楽寺』を建立時に光る石として発見されたらしい。

それ以来、縁結びにとどまらず、人間関係の結び神としてもご利益が期待できるとのことです。

岩を撫でて心に思うことを祈願すると願いが叶うとされています!

観音堂


『むすびの岩座(いわくら)』から奥に進むと『観音堂』がございます。

三天稲荷神社|商売繁盛・学業成就


そして更に奥には『三天稲荷神社』がございます。

山道を5分ほど歩きますが、新鮮な空気を吸えて気持ちいいですよ。


雰囲気抜群の感じですよね。

何かただならぬパワーを感じた気がします!


こちらが『三天稲荷神社』です。

『宇賀魂命(うかのみたまのみこと)』、『菅原道真公』、『市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)』がお祀りされており、『商売繁盛』、『学業成就』のご利益があるといわれています。

御朱印|40枚目の御朱印を頂きました!


こちらが『談山神社』の御朱印になります。

アクセス|車で行く方が便利!

電車の場合

近鉄大阪線・JR桜井線にて『桜井駅』下車。

⇒『桜井駅』南口より奈良交通バスで終点『談山神社』下車(所要時間約25分)。

⇒バス停より徒歩3~5分で『談山神社』に着きます。

車の場合

西名阪自動車道『郡山IC』より約22km

南阪奈道路『葛城IC』より約22km

名阪国道『天理IC』より約21km

名阪国道『針IC』より約28Km

第1~第5駐車場まであり、合わせて約300台近くは収容できます。

料金は無料です。

談山神社:〒633-0032 奈良県桜井市大字多武峰319

まとめ|建造物が素敵な神社!


『談山神社』は如何でしたでしょうか?

建造物も色鮮やかで綺麗なので、見応えがあり、歴史が好きな人でなくても楽しめる神社だと思います。

また紅葉の名所としても有名なので、その季節に訪れたら、より美しい境内が楽しめるはずです。

是非、一度足を運んでみては如何でしょうか?

最新情報をチェックしよう!