【一宮神社】生田裔神八社(神戸八社巡り)の一社の見所をご紹介!

神戸市中央区山本通に鎮座する『一宮神社(いちのみやじんじゃ)』は兵庫県神戸市の生田神社の『生田裔神八社(いくたえいしんはちしゃ)』の1社に数えられています。

『生田裔神八社(いくたえいしんはちしゃ)』とは、生田神社を囲むように点在している、神戸市に鎮座する8つの神社で、一宮から八宮まであります。

今回はそんな『一宮神社』の見どころを分かりやすくご紹介します。

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一宮神社の歴史

まずは『一宮神社』の歴史から学びましょう!

『一宮神社』の創建は不明ですが、一説には推定4世紀と言われています。

兵庫県神戸市の『生田神社』の裔神八社のうちの一宮であり、1690年(元禄3年)の書に『市の宮』と記載され、神社を中心として一定の日に市の立つところであったといわれています。

201年、神功皇后が三韓征伐から凱旋帰国の途中、生田神社を建立したそうです。

そして神のお告げにより生田神社周辺の八社を巡拝したといいます。

そんなご縁があり、神功皇后の参拝順に従って一宮~八宮と名付けられたそうです。

『一宮神社』の御本殿は戦災によって焼失しましたが、1955年(昭和30年)に再建されました。

近代では阪神淡大震災にも遭いましたが、御本殿は無事だったといいます。

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一宮神社の見どころ

それでは『一宮神社』の見どころを順にご紹介していきます。

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鳥居

こちらが正面の鳥居になります。

こちらは境内入り口の鳥居です。

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手水舎

この手水舎の大和郡山城の城主であった本多忠直(ほんだただなお)の御門(1710年築)を移築したものと伝わり、それを示すかのように手水舎の屋根と屋根裏に『本』という文字が表されています。

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本殿・拝殿

こちらが『一宮神社』の拝殿になります。

田心姫命(たごりひめのみこと)

別名:多紀理姫命(たきりびめのみこと)、沖津島姫命(おきつひまひめのみこと)

生成発展、厄除け、交通安全、縁結び、商売繁盛のご神徳がある神様です。

『田心姫命』は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が素戔嗚尊(すさのおのみこと)と剣玉を好感して誓約の際にお生まれになった三女神五男神の一柱で、福岡県宗像郡沖の島鎮座の『宗像大社』より勧請されたといわれ、大国主命の后として、御一緒に日本国土開発と経営に協力されました。

熊高稲荷神社

こちらは境内末社である『熊高稲荷神社』です。

ご祭神は『宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)』が祀られており、京都の『伏見稲荷大社』より勧請された神様で、商売繁盛家内安全、健康祈願に御利益があります。

伊久波(いくは)神社

こちらは境内末社の『伊久波神社』です。

4世紀頃にこの地を治めていた豪族である『伊久波戸田宿禰命(いくはとだしゅくねのみこと)』が祀られています。

心願成就、健康祈願、家内安全に御利益があります。

人気のおみくじ|傘みくじ

こちらは『運がひらく』と人気の『傘みくじ』です。

境内にたくさん吊るされてました!

神戸八社巡りって?

まずはそもそも『生田裔神八社(神戸八社)』を知らない人もいると思うので、簡単に紹介します。

『生田裔神八社(神戸八社)』とは神戸市街地にある一から八までの番号がついた八箇所の神社の総称です。

全て生田神社の摂社となっています。

天照大御神と素盞嗚尊が検玉を交換した時に生まれた三人の女神と五人の男神がそれぞれの神社に祀られています。

神功皇后が生田神社を建立するにあたり、神のお告げにより巡ったとされる、一宮神社、二宮神社、三宮神社、四宮神社、五宮神社、六宮神社、七宮神社、八宮神社を巡り、八社の朱印(※各神社で初穂料が必要)を集めます。

このことを『神戸八社巡り』と言います。

特に節分(2月3日)に八社巡りをすると、その年は無病息災、厄除けになるとされるほか、抽選で記念品が授与されます。

御朱印|107枚目の御朱印を頂きました!

こちらが『一宮神社』の御朱印になります。

アクセス:三ノ宮駅から徒歩

JR神戸線三ノ宮駅下車:徒歩9分(600m)

普通自動車が4台収容駐車できる無料駐車場あり

一宮神社:〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通1丁目3−5

まとめ:神戸八社巡りのトップバッター

神戸八社巡りの始めの一社『一宮神社』は如何でしたでしょうか?

北野坂からすぐなのにひっそりと佇む『一宮神社』ですが、静かで落ち着いた素敵な神社でした。

神戸八社巡りの一社である是非一度『一宮神社』を参拝してみてはい如何でしょうか。

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