書写山圓教寺はトムクルーズも唸った?!分かりやすく見所ご紹介!

姫路城から北へ車やバスで30分程にある『書写山圓教寺』は西国三十三カ所の霊場でもあり、豊臣秀吉、黒田官兵衛、また武蔵坊弁慶にもゆかりのある寺、映画『ラストサムライ』のなどのロケ地としても有名でです。

また、皇族貴族の信仰も篤かったこの寺には、天台宗の三大道場(圓教寺・延暦寺・大山寺)の一つとしても由緒あるお寺です。

まつもとしん児
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今回は見所満載の『書写山圓教寺』をスタート地点から順に見所を分かりやすくご紹介したいと思います。

書写山圓教寺を簡単にご紹介

書写山圓教寺
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まずは書写山圓教寺』の歴史から簡単にご紹介します!

『圓教寺』は1千余年前に性空上人(しょうくうしょうにん)によって開かれた天台宗のお寺で『西の比叡山』とも呼ばれています。

性空上人によって開かれた『圓教寺』は、西国三十三観音霊場第二十七番札所でもあります。

山上は三つの谷に分かれており、山門から十妙院あたりが『東谷』、京都の清水寺に似た『摩尼殿』のあたりが『中谷』、『大講堂』・『食堂』・『常行堂』のいわゆる『三つの堂』から、性空上人を祀っている『開山堂』と別名弁慶の学問所と呼ばれている『護法堂拝殿』ある『奥の院』にかけてが『西谷』と呼ばれています。

『圓教寺』には国や県の重要文化財がたくさんありますよ!

道中をご紹介

出発点はロープウェイ

まつもとしん児
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それではスタート地点から順にご紹介していきます!

『圓教寺』へはロープウェイを利用して行きます。直接『圓教寺』へは行けなにのでご注意を!乗車時間は3分50秒、全長781m、高低差211mであっという間に山上駅に着きます。

ロープウェイは始発の8:30から1時間に4本、15分毎に発車

毎時00・15・30・45分発車

山門に向かってGO!

『圓教寺』の境内はとても広く、ロープウェイ山上駅を降りてらか、メインの拝観エリアの『摩尼殿』や『三つの堂』までは徒歩です。大体20、30分程かかりますよ。

そのため、ロープウェイを降りてすぐに拝観受付があり、志納金(拝観料?)500円が必要です。特別志納金として1000円(志納金500円含む)を支払うと摩尼殿の近くまで、マイクロバスに乗ることができます。

まつもとしん児
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元気な人は徒歩のルートがオススメ!

決して険しい道ではないので、景色や途中途中にある仏像を眺めながら歩いていると、心も洗われて気持ちいいですよ!

参道に沿って33体の観音様がお迎えしてくれます。

ちなみに、初めの観音様は『摩尼殿』の本尊と同じ姿の『如意輪観音(にょいりんかんのん)』本尊は年に1回しか拝めないので、ここでのお姿をよく拝んでおきましょう。

しばらく歩いて山門まできた頃には身も心も洗われていくのが分かります。

仁王門

こちらが仁王門です。

向かって右側が口を開いた『阿』像。左側が『吽』像。

一対で『あ・うんの呼吸』をつくり聖域の守りとなります。まだまだ、先へと歩を進めます。

寿量院と圓教寺会館

しばらく樹齢何百年かの木々の中を歩いていると右手に国指定重要文化財の『寿量院』が見えて来ます。

ここでは予約をすれば、『圓教寺行事記』にある料理献立に基づいた『精進本膳料理(しょうじんほんぜんりょうり)』(5名様〜・要予約)を食べることが出来ます。料理もさることながら書写塗りの器類のすばらしさも楽しめます。

圓教寺会館
その次に左手に見えてくるのは『圓教寺会館』。

姫路市内の小学校の林間学校に使われるため、多くの姫路市民が一度は泊まったことのある場所です。

摩尼殿に到着

摩尼殿
そして、さらに暫く歩くと突然目に飛び込んでくるのが巨大な伽藍の『摩尼殿』。

36歳で出家した性空上人は、約20年間九州などで修業を積んだ後、性空上人57歳の時、書写山に庵を結んだ(粗末な仮小屋を作って住まう)のが『書写寺』の始まりと伝わります。

摩尼殿②
入山して4年目の天禄元年(970年)、性空上人が桜の木に天人(てんにん※天界に住んでいる者のこと)が礼拝する姿を見て、生えている桜の木に如意輪観音を刻みました。その周囲に柱を建て、屋根を付けたのがこの『摩尼殿』の始まりで天禄元年(970年)の創建。生えている桜の木を覆うため、山の中腹に建つ舞台造りの建物となりました。

しかし、延徳4年(1492年、室町時代)の火事で摩尼殿・桜の生木の如意輪観音とも焼失。

摩尼殿③
明応3年(1494年)『摩尼殿』は再建され、同木で造られた如意輪観音がご本尊として安置されますが、このご本尊は豊臣秀吉が陣を置いた際に長浜(当時の秀吉の居城)へと持ち帰ります。その後、返却されましたが現在安置されている六臂如意輪観音は、大正10年の火事で焼失した『摩尼殿』を昭和8年に建てなおした際に作られたものになります。

摩尼殿④
内陣はお堂に厨子が造り付けられており、厨子は5間に分かれています。

中央にご本尊の『如意輪観音菩薩坐像』、向かって左から『広目天』、『増長天』、『多聞天』、『持国天』と四天王が配されています。ご本尊の『如意輪観音菩薩坐像』は昭和8年の作でとても新しいものでした。

手水舎
手水舎も素敵です!

御朱印購入

まつもとしん児
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摩尼殿でいただける御朱印のご紹介!

御朱印
①『摩尼殿』 西国三十三所 第二十七番札所
②『摩尼殿』 播磨西国三十三箇所 第一番札所

■食堂でいただける御朱印
③『大講堂』 神仏霊場巡拝の道 兵庫十番札所
④『根本堂』 播州薬師霊場 第十六番札所

■奥の院開山堂でいただける御朱印
⑤チベット語の御朱印
⑥『開山堂』

ラストサムライロケ地の三つの堂

まつもとしん児
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摩尼殿のお参りをすました後は、もう一踏ん張りして先に進んでみましょう。まだまだ見所はあります!

食堂
『摩尼殿』の先には『三つの堂』と呼ばれる『大講堂』、『食堂(じきどう)』、『常行堂(じょうぎょうどう)』の三つの建物があります。あまりにも壮大!雄大にして静寂の世界がそこにはあり、思わず感動してしまいます。

近年、映画・ラストサムライのロケ地にこの三つの堂が登場しましたが、これはラストサムライのスタッフが姫路市の職員につれられて訪れた際に感激して、この地に決まったらしいです。(最初は観光のつもりだったようです)訪れると感激した意味が分かりますよ!

また、NHK大河ドラマ・武蔵(2003年)や軍師官兵衛(2014年)のロケ地にもなりました。

大講堂

この『圓教寺』の本堂にあたる、向かって右側の『大講堂』は、寛和2年(986年、平安時代)花山法皇の勅願により創建。現在の建物は室町時代の再建。ご本尊は釈迦三尊像が祀られています。中央に釈迦如来坐像、右に文殊菩薩立像、左に普賢菩薩立像。3躯ともヒノキの一木造りで、平安時代後期の作です。

食堂

中央にある『食堂』は承安4年(1174年、平安末期)後白河法皇の勅願により創建。修行僧の寝食に使われた場所と考えられています。僧形文殊菩薩がご本尊です。

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2階部分を『宝物館』として内部を一般公開していて色々な仏様が展示されています!しかも無料なのでおススメ!

常行堂

向かって左側にある『常行堂』に関しては詳しい創建年などはわかっていません。『大講堂』に対した舞台が造られていて、釈迦如来に奉納するための舞や雅楽が行われていました。ご本尊は阿弥陀如来。

この『大講堂』・『食堂』・『常行堂』がコの字型に並び、三つのお堂を総称して『三之堂(みつのどう)』と言います。三つのお堂はどれも国指定重要文化財です。

圓教寺は弁慶ゆかりの地でもある

『圓教寺』は武蔵坊弁慶のゆかりの地としても有名なのです!

弁慶の机
食堂2階の『宝物館』には弁慶が使っていたとされる『机』が展示されています。

丸太を荒く削ったような長さ2メートルほどの机はいかにも重たそうで、弁慶ほどの怪力でないと持ち運べないでしょう。

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弁慶の伝説は各地にあるが、ゆかりの品は珍しいんですよ。

弁慶鏡井戸
また、『食堂』の脇には『弁慶鏡井戸』というのがあります。

これは何かというと、ここで弁慶が顔を洗ったとされています。源義経の主従を描いた『義経記』によると、昼寝をしていた間に顔に落書きをされた弁慶が寺の小坊師らの笑いものにされる。この『鏡井戸』に映った自分の顔を見て大激怒し、小坊師らとけんかになったことがもとで、大講堂をはじめとする山内の建物が焼き尽くされたという言い伝えがあります。

まつもとしん児
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暴れ者の弁慶らしい逸話ですが、真偽のほどは定かではないらしいです…。

パワースポットの奥の院

このあとも、この奥にある『奥の院(開山堂、護法堂、護法堂拝殿)』へせっかく来たのですから是非訪れて下さいね。

播磨屈指のパワースポット・開山堂

開山堂
『三之堂(みつのどう)』からさらに奥に進むと、『開山堂(奥の院)』に着きます。『開山堂(奥の院)』は『圓教寺』を開かれた性空上人を祀るお堂です。

まつもとしん児
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ここは、播磨屈指のパワースポットと言っても過言ではありません。

何と、2009年に解体修理中の開山堂須弥壇下から石櫃、五輪塔などのたくさんの経石が発見され、石櫃内に分骨された性空の遺骨が発見されたそうです。

しかも、桐箱には『性空御真骨』という文字が…。これはすごいですね!開祖の遺骨が残っているだなんて!しかも1000年以上前のものなのに。

弁慶の学問所・護法堂拝殿

護法堂拝殿
何と、奥の院にも弁慶ゆかりのものがあります。

こちらは『護法堂拝殿』ですが、別名『弁慶の学問所』と呼ばれ、弁慶はここで修行したと伝わっています。

護法堂

護法堂
向かい側には『護法堂』という、2つの小さな神社があります。向かって右が『乙天社』、左が『若天社』と言います。

性空上人に付き添って仕えたという『乙天(不動尊の化身)』『若天(毘沙門天の化身)』の二童子が祀られています。

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以上が書写山圓教寺のおススメの観光スポットになります。

アクセス

案内板

公共交通機関で行く場合

JR・山陽鉄道「姫路」駅から
姫路バス「書写ロープウェイ行」で終点下車(約30分)

車で行く場合

山陽自動車道
⇒「山陽姫路西インター」から東に約10分
姫路バイパス
⇒「中地ランプ」から北西に約15分

◇カーナビご利用時の注意◇

『圓教寺(または円教寺)』で検索することができません。必ず『書写山ロープウェイ(tel.079-266-2006)』で検索して下さい。

また『書写山ロープウェイ』で設定した場合、ナビゲーションシステムによっては高速道路上に設定されてしまうことがあります。このような時は、目的地を『姫路市書写の里・美術工芸館(TEL:079-267-0301)』に設定することをおすすめします。

■駐車場

ロープウェイ書写山麓駅に無料駐車場(自家用車・観光バス用)があります。
自家用車約270台収容

書写山円教寺:兵庫県姫路市書写2968

まとめ

圓教寺外観
ロープウェイの入り口から『仁王門』から『摩尼殿』、『三之堂(みつのどう)』、『奥の院』と主な場所の見所をご紹介しました。大体2時間ちょっとで回れると思います。

『書写山圓教寺』は雑念と喧騒に包まれた日常から清らかな信仰と歴史の世界に浸ることができる!

まつもとしん児
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是非、散策してみては如何でしょうか?

引用文献
【姫路】書写山圓教寺でのんびり観光!ロープウェイ時刻表や御朱印帳も紹介!
ラストサムライ(圓教寺) ~ 姫路城へ
書写山・円教寺 – ほりほりの姫路ガイド

ABOUTこの記事をかいた人

まつもとしん児

職業:実演販売士 人生のどん底に落ちた時、たまたま知人に連れられて、関東36不動霊場を周り、巡拝結願成就し、そこから人生が大きく変わったと思っている男! そして、神社仏閣をこよなく愛するようになり、少しでも多くの方に神社仏閣の良さを伝えたいと思い、実演販売士ならではの、誰にでもわかりやすく紹介する当サイトを作りました。