【須磨寺】広い境内の見どころを完全解説!ココは絶対に見逃すな!

兵庫県神戸市須磨区にある『須磨寺』は真言宗須磨寺派の本山です。

1100年以上の歴史を持つ仏教寺院で、歴史好きの観光客から親しまれ、『源平ゆかりのお寺』として知られています。

境内の見どころの多さや歴史・文化的にも価値のあるお寺として人気があるお寺です。

今回は『須磨寺』に行って来ましたので、早速ご紹介します!

スポンサーリンク

まずは須磨寺の歴史から学ぼう!

『須磨寺』は古くから『須磨のお大師さん』の名で親しまれ、この地域での弘法大師信仰の中心的な霊場でありました。

『須磨寺』は真言宗須磨寺派の本山であり、仁和2年(886年)に、光孝天皇(こうこうてんのう)の勅命を受け手、聞鏡(もうんきょう)上人が『聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)像』を本堂に祀ったのが始まりとされています。

正式名称は『上野山 福祥寺(じょうやさんふくしょうじ)』で、院内には『敦盛の首塚』や『義経腰掛の松』など、源氏と平家にまつわる史跡なども多数あり、『源平ゆかりの地』として歴史好きなかたから人気のお寺として知られています。

スポンサーリンク

境内の見どころをご紹介

それでは広い境内の見どころを、『須磨寺駅』方面から入って来たところをスタート地点として順にご紹介していきます。

スポンサーリンク

正覚院|愛染明王をお祀り

まず、左側すぐに見えるのが『正覚院(しょうかくいん)』です

こちらは『須磨寺』の塔頭寺院の一つで、ご本尊は『愛染明王様』です。

ご利益としては『あなたが望んだ縁を運んでくれる』、『恋愛成就』、『恋愛の邪魔になる出来事・人間を払い去る』、『人間関係の改善』などが期待出来ます。

本寺の境内にある小寺のことで、神社でいう末社のようなものです。
スポンサーリンク

龍華橋

こちらは『龍華橋』です。

この橋を渡って境内へと入っていきます。

スポンサーリンク

仁王門|カリスマ仏師作

こちらが入り口になる『仁王門』です。

この門は源頼政(みなもと の よりまさ)が再建し、『仁王力士』は日本史上最も有名なカリスマ仏師と言っても過言ではない『運慶(うんけい)』と息子の『湛慶(たんけい)』によって作られたものと伝えられています。

千手観世音菩薩|現世利益にご利益

『仁王門』を通り抜けると右側に『千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)』がお祀りされています。

ご利益は『災難』、『延命』、『病気治癒』などあらゆる『現世利益』にご利益があり、『難産』『夫婦円満』、『恋愛成就』にも功徳があるとされています。

弘法岩五鈷水|手水舎

『五鈷水(ごこすい)』とは手水舎です。

櫻寿院(おうじゅいん)|阿弥陀如来をお祀り

『仁王門』を抜けて左側にある『櫻寿院』です。

こちらも『須磨寺』にある塔頭三院の一つで、ご本尊は『阿弥陀如来』がお祀りされています。

『阿弥陀如来』は人間が亡くなった後、極楽浄土へ連れて行ってくれる仏様です。

源平の庭|源平ゆかりのスポット

『櫻寿院』を先に進むと見えてくるのが『源平の庭』です。

『須磨寺』は平安末期の源平合戦で源氏方が陣を構えていました。

こちらは『源平合戦』の中でも最も有名な『一の谷の戦い』の舞台として知られています。

1960年代にはNHK大河ドラマ『源義経』の影響で“源平ブーム”が訪れ、須磨寺を訪れる観光客が増えたらしいです。

『一の谷の合戦』で、平敦盛(たいら の あつもり※平清盛の甥)と熊谷直実(くまがい なおざね)の一騎打ちをした場面を再現しています。

源義経の奇襲によって打撃を受けた平家方の兵が海へ逃げる中、直実は沖に向かう若い武将を見つけて『敵に後ろを見せるのは卑怯でしょう。返せ、返せ』と叫びます。

それに振り返り、馬を戻した敦盛。

一騎討ちの末、敦盛は直実に首をはねられます。

これが『源平の庭』に再現されているシーンです。

死を前にする敦盛と、自身の息子ほどに若い武将を討ち取らねばならない直実の心情は、悲哀の物語として語り継がれており、平家物語の中で最も悲しく美しい物語として有名です。

興味がある方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

蓮生院|不動明王をお祀り

そして右側に見えてくるのは『蓮生院』です。

こちらも塔頭三院の一つで、ご本尊は『不動明王』がお祀りされています。

阪神・淡路大震災で倒壊したので、今の建物は2006年に再建されたもの。

期待できるご利益は『立身出世』『悪霊退散』、『国家安泰』、『戦勝』、『除災招福』、『商売繁盛』などに効果があると言われています。

厄除大師|厄除け祈願

『蓮生院』のお隣には『厄除大師』があります。

七福神マニコロ|変わったマ二車

こちらは『宝物館』の側にある『七福神マニコロ』です。

『マニコロ』とは『マニ車』のことで、主にチベット仏教で用いられる仏具です。

亀の上に『七福神』が描かれており、手で回すと経典一巻を読んだことになると言われています。

亀の背中に乗って回しながら拝んで良いらしいですよw。

ぶじかえる|面白スポット

こちらは『七福神マニコロ』の近くにある『ぶじかえる』です。

首と目玉が回る仕掛けになっており、『びっくりしたい人は目玉を、借りたお金で困っている人は首を回してください』とのこと。

なかなかここで首を回す勇気のある人はいないと思いますが…w。

本堂|聖観世音菩薩をお祀り

階段を上がり、門をくぐると正面に『本堂』があります。

ご本尊は『聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)』がお祀りされています。

ご利益は『苦難除去』、『現世利益』、『病気平癒』、『厄除け』、『開運』、『極楽往生』などとても幅広いご利益が期待できます。

現在の本堂は慶長7年(1602)に豊臣秀頼が再建し、昭和47年全面解体修理が行われ、600年前の姿に復元されました。

宮殿は重要文化財に指定されています。

護摩堂

本殿の右側には『護摩堂』です。

護摩堂は2012年(平成24年)に改修されました。

大師堂

本殿の左側にある『大師堂』です。

宗祖である弘法大師が祀られています。

義経腰掛けの松

こちらは『義経腰掛けの松』です。

源義経は『一ノ谷の戦い』で熊谷直実が討ち取った平敦盛の首をこの松の木に腰を掛けて首を実検したのだとか…。

『首実検の松』とも呼ばれています。

一願成就の大数珠|一つだけ願いを叶えてくれる

こちらは、肩に掛けて祈ると、一つだけお願いを叶えてくれるとされている巨大な数珠『一願成就の数珠』です。

大人の男一人でも、なかなか支えきれないほどの大きさですw。

願掛けする際は注意してくださいね。

写経輪堂|一周回して一回写経

こちら『写経輪堂』を1周させると1回写経したことになるそうです。

写経に値するとあって、1人で回すのは結構力が要ります…。

ゆっくりと1周してみてください。

神戸七福神|撫で仏様

『護摩堂』の向かいにある、神戸七福神霊場の一つである『福禄寿尊像』です。

笑いながらこの『福禄寿尊』の頭を撫でると『ボケ封じ』に、また、『福禄寿尊』の体を撫でると『ガン封じ』になると言われている『撫で仏様』だそうです。

八角堂

こちらは『八角堂』です。

経木供養所、水施餓鬼場として平成29年10月1日に新築されました。

ひとすじ辨財天|恋の悩みがあるならこちら

こちらは『辯才天女社』です。

平成28年(2016)改修され、新たに山髙大仏師の手による、須磨琴を弾くお姿の『ひとすじ辨財天』をお祀りされています。

辯才天は『恋の悩み』『縁結び』、『子宝』などのご利益が期待されます。

出世稲荷社|出世したい人は是非

こちらは『出世稲荷』です。

『出世稲荷』は名前のとおり武将達がその出世を祈願した神社です。

ご祭神は尾玉、荒熊、末広の三神です。

三重塔|四国八十八所お砂踏み

こちらは『三重塔』です。

この塔は弘法大師1150年忌、平敦盛800年忌、須磨寺開創1100年を記念して建てられました。

この内部には『大日如来』がお祀りされています。

境内で一際目を引き、地上からの高さは25メートルあり、近くで見上げると、とても大きくて迫力がありました。

塔敷地の周囲には四国八十八カ所お砂踏み霊場があり、各札所の砂をガラス越しに踏んでお詣りが出来ます。

可愛い五猿さん達

5匹の猿『五猿(ござる)』です。

頭を撫でるとそれぞれ違った動きをしてくれます。

ためにならない態度を見ざる

ためにならない事を言わざる

ためにならない話を聞かざる

ままにならない事を怒らざる

まんまんちゃんは 善い行(おこない)も 悪い行(おこない)も 見て五猿

親子地蔵|家庭不和に泣く人のないことを願う

『三重塔』のお隣に『親子地蔵』があります。

大正4年に須磨沖で家庭不和から起きた母子心中事件で亡くなった川上愛子(母親)と初音(子供)の霊を慰め、永く世の家庭不和に泣く人のないことを願って建立されました。

この悲劇は『須磨の仇波(あだなみ)』として芝居や映画にもなり、当時の人々が涙した家庭悲劇です。

きんぽとん童子|子供を守ってくれる

『親子地蔵』の横には『きんぽとん童子像』があります。

『きん(金太郎のように健康で)』、『ぽ(浦島太郎のように夢をもって)』、『とん(敦盛のように心やさしく音楽を愛してほしい)』との願いをこめて子供を守って下さる『金浦敦童子』という事みたいです。

敦盛公首塚

こちらは『敦盛公首塚』です。

胴体は須磨浦公園の敦盛塚に祀られているみたいです。

奥の院十三佛・七福神巡り

それでは最後に『須磨寺奥の院【十三佛・七福神】巡り』をご紹介します。

境内の東側に入り口があります。

奥の院参道沿いにある十三佛・七福神巡りは亡き人の追善供養、お子さまや家族縁者の無事と成長、そして自身の現在と後生の安心(あんじん)を願うお参りとなっています。

こちらが頂上にある『奥の院』です。

『弘法大師』がお祀りされています。

御朱印|34枚目の御朱印を頂きました!

こちらが『須磨寺』の御朱印です。

中央に大きく『大悲殿』の墨書きがあります。

アクセス|駅からも近いし駐車場もあるし便利!

電車の場合

JR『須磨駅』下車:北へ12分
山陽、阪神、阪急電車『須磨寺駅』下車:北へ5分

車の場合

国道2号線からは、水族園前より北へ、離宮道を上がり左折、旧神明道路を西へ。

阪神高速『月見山ランプ』より旧神明道路を西へ。

第2神明高速『須磨ランプ』より離宮公園脇の信号を右折。

トンネルを出てすぐ左手に駐車場があります。

駐車場:大型バス5台、普通乗用車30台駐車可【営業時間AM8:30~PM5:00】

須磨寺:〒654-0071 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4丁目6−8

まとめ|ゆっくり参拝するのがお薦め!


須磨寺は如何でしたでしょうか?とにかく境内がとても広い!

奥の院まで参拝すると、かなりの良い運動になります!

広いだけではなく、歴史的な見どころや、楽しい仕掛けもいっぱいある『遊び心あるお寺』なので、皆さんも一度参拝してみて下さい!

【近くにあるお薦め神社仏閣】

あわせて読みたい

『須磨』と聞けば、海水浴や水族館を想像される方が多いと思いますが、何とそれ以外に、参拝者を楽しませる仕掛けがたくさんある『攻めている神社』として人気の『綱敷天満宮』があります。 地元の方々からは『須磨の天神さん』と親しまれており、一風[…]

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!