【愛染堂勝鬘院(愛染さん)】縁結び最強パワースポットはここ!動画付き

『愛染(あいぜん)さん』の名前で親しまれている『愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)』は縁結びの仏様として信仰を集めている人気のお寺です。

『良縁成就』・『夫婦和合』で有名な愛染明王が祀られていることから『愛染堂』としても親しまれています。

今回は大阪で恋愛関連最強といわれる『愛染堂勝鬘院』に行ってきました!

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まずは動画で参拝気分を味わおう!

まずは動画で参拝気分を味わってください!

詳しい情報は下記でご紹介しております。

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愛染堂勝鬘院の歴史から学ぼう!

愛染堂入り口

まずは愛染堂勝鬘院(愛染さん)の歴史を調べました!

西暦593年(推古天皇元年)、聖徳太子が『敬田院(きょうでんいん※教育の場で寺院そのもの)』、『施薬院(せやくいん)※怪我や病気で苦しむ人を救うための施設』、『療病院(りょうびょういん※病気をもつ人に薬を施す施設)、『悲田院(ひでんいん)※困窮した人の飢えを救う施設』からなる四天王寺を建立されました。

その中の『施薬院』があった場所に、現在の『勝鬘院愛染堂』が建立されました。

『施薬院』から『勝鬘院』と呼ばれるようになったのは、このお寺で聖徳太子が『勝鬘経』というお経を人々に講ぜられており、その『勝鬘経』に登場するお姫様・シュリーマーラー夫人(勝鬘夫人)の仏像が、本堂に祀られているため、後にこう呼ばれるようになったらしいです。

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愛染堂勝鬘院(愛染さん)のご本尊とご利益はこれ!

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ご本尊

愛染明王(あいぜんみょうおう)

その左右には『薬師如来(やくしにょらい)』、『勝鬘夫人(しょうまんぶにん※弁財天)』、『十一面観音』などが祀られています。

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ご利益

良縁成就、結婚成就、夫婦和合

『愛染明王』はまさしく『恋愛の仏様』なんです!

それでは境内に入って行きます!

愛染堂正門

それでは境内の見所を門から入った所から順にご紹介します。

薬医門|受験突破の縁起が良いとされています

薬医門
まず初めは『薬医門』です。

ここちらの門は『赤門(東京大学の門と同じ呼び名)』とも呼ばれ『受験突破の縁起がいい門』とも言われています。

早速360°カメラで撮影してみました!

境内の雰囲気と位置関係が伝わると思います。

写真をぐるぐる回してみて下さい。

金堂|こちらに恋愛の仏様がおられます

金堂

『薬医門』の正面に見えるのが『金堂』です。

ここに『愛染明王』がお祀りされています。

『金堂』は聖徳太子が建立し『石山本願寺の戦』で焼失したものの、徳川2代目将軍:徳川秀忠によって再建されたという歴史ある建造物で、府の重要文化財に指定されています。

七福神|ご利益の宝石箱やぁ~!

七福神

『薬医門』をくぐって、すぐ右には『七福神』がお祀りされています。

『七福神』はご存知の人は多いと思いますが、室町時代から始まった民間信仰です。

『恵比寿』・・・商売繁盛

『大黒天』・・・福徳、家内安全

『毘沙門天』・・・出世、融通招福

『弁財天』・・・芸能、智恵、金銀財宝

『福禄寿』・・・人望、子孫繁栄

『寿老人』・・・延命長寿

『布袋尊』・・・笑門来福、富貴繁栄

大力金剛尊|スポーツ・勝負のパワースポット!

大力金剛尊

『七福神』の向かい側、『薬医門』をくぐって左手に『大力金剛尊』があります。

こちらに安置されている大力金剛像は、大正時代の横綱『大錦(おおにしき)』が、満州巡業の際に自分の守護神として中国で購入したものらしい。

大阪国技館に奉安されていたものを昭和25年に『愛染堂』に移されたとのことです。

スポーツや勝負事に霊験あらたかということで『勝利開運』のご利益があり、また『盗難除け』や火災などの『災難除け』としても信仰されています。

縁結びの霊木『愛染かつら』|ここが有名な恋愛成就の超パワースポット

愛染かつら

『大力金剛尊』のすぐ後方にそびえ立つのが、樹齢数百年といわれる巨大な桂の木にノウゼンカヅラのツルが絡みついた木『愛染かつら』です。

桂の巨木にノウゼンカズラのツルが巻き付いて一体となっている様が、男女の仲睦まじい姿のようであることから、古くから地元の人々から『男女の縁を結ぶ、縁結びの霊木』として信仰を集める御神木です。

ここは『愛染堂』の恋愛関連最強のパワースポットの一つとして有名です。

この霊木の前で愛を語り合った男女は、何があっても幸せな結末が訪れるとの言い伝えが残っています。

お寺の近くに住んでいた小説家・川口松太郎氏の代表作『愛染かつら』で、モデルとした登場した縁結びの霊木です。

今現在のパートナーと永遠の愛で結ばれたい方は、愛染堂勝鬘院の愛染かつらの木のパワーを頂きましょう!

延命地蔵尊

延命地蔵尊

天王寺区には『六万体(ろくまんたい)』という地名があります。

その昔、聖徳太子が衆生救済の為に、この地域に六万体のお地蔵さまを安置されたという伝説があり、『愛染堂』の『延命地蔵尊』も六万体地蔵尊の一つとされています。

奥には『子安地蔵』、『延命地蔵』、『水子地蔵』がお祀つりされています。

愛染めの霊水|運気がUPする霊水とは?!

愛染めの霊水

『延命地蔵尊』のお隣に『愛染めの霊水』があります。

この井戸は、常に清浄な水が湧き出ており、この霊水を飲めば『愛染明王』の誓願の通り、愛念が叶い病気も癒えると言われています。

さらには『開運』、『夫婦和合』、『良縁成就』、『安産』、『出世』、『商売繁盛』が思いのままという功徳があるとされる大人気の霊水です。

すべてにおいて運気がアップするという、パワーあふれるすごい霊水なんです。

特に女性の方に人気のスポットです!

水を飲むと本来持ってるポジティブなポテンシャルが引き出され、前向きな明るい性格になり、『愛嬌』『恋愛成就』が授かると言われています。

如来塔|身代わり地蔵・身代わり観音

如来塔

『愛染めの霊水』のお隣にあるのは『如来塔』です。

訳あってお墓の継承者がいなくなった檀家さんの御精霊を『如来塔』としてお祀りされています。

『如来塔』には『身代り地蔵さま』『身代り観音さま』が立っておれらます。

『身代り地蔵さま』は将来その人に起こりうるであろう苦難の数々を身代わりになって受けて下さるといい、また、眼病を防ぐご利益があるとされています。

『身代り観音さま』は困っている人を見つけると、その人が一番幸せになるように導く救世主となって(身を変化して)、その人の前に現れて下さいます。

是非、『如来塔』の前で心から手を合わせて下さい。

不動明王と 魚藍観音(ぎょらんかんのん)

不動明王と魚藍観音

『如来塔』のお隣には『不動明王』『魚藍観音』がお祀りされています。

『不動明王さま』は燃え上がる炎を背にしておられ、右手に宝剣を持ち、左手に縄を持ち、煩悩の渦の中で溺れ苦しみもがく人々を慈悲の心をもって正しい方向へと導いて下さいます。

『魚藍観音さま』のお姿は髪を中国風に結って、布を頭からふんわり掛けた美しい乙女のように見えます。また手には魚や貝を入れた手提げのカゴを持ち、裸体に薄い衣をまとって波や魚の上に立っているのが特徴です。

ご利益は、魚介類の供養海上交通の安全、除毒、無病息災で、特に釣り愛好家・魚屋さん・漁師さん・飲食店・調理師さんから篤く信仰されています。

腰痛封じの石|腰痛が治るらしいので座ってみました!

そびえ立つ木

『如来塔』の前で一際大きくそびえ立つ木の麓にご注目下さい!

腰痛封じの石

『腰痛封じの石』という石でできたイスがあり、ここに腰掛けると『腰痛が治る』と言われています。

手相芸人で有名な島田秀平さんがテレビで紹介をしたことで、密かなパワースポットとして人気を集めています。

やり方はまず背筋を伸ばし、お尻を引いてこの石に深く座ります。次に背もたれの石の突起を背骨のツボに当て、息を吐き出すごとに背骨のツボを押し当てるのです。

これを10回行うことで、腰痛封じの効果があると言われています。

哲学の椅子|何かを発明・発見をしたい方

哲学の椅子

『腰痛封じの石』の正面に『哲学の椅子』というのもあります。

説明板に『背筋を伸ばしてどっしりと座り、観察・思索を行って発明・発見をしてください。』と書かれていました。

境内の裏手も回ってみよう!

『愛染堂』を訪れた際は、是非裏手にも足を運んで下さい!

多宝塔|大阪市最古の木造建造物があります!

多宝塔

まず最初にご紹介するのは、593年(推古天皇元年)聖徳太子によって創建された『多宝塔』です。

ここは、大阪市最古の木造建造物として、国の重要文化財に指定されている貴重な建物なんですって。

『多宝塔』も『金堂』と同様に戦国時代・石山合戦の際に織田信長によって焼き払われたが、1597年(慶長二年)豊臣秀吉により再建されました。

そして、是非注目して欲しいのが、屋根の下の蛙股(かえるまた)部分なんです!

十二支の彫刻が施されているので探してみてください。

写真ではなかなか分からないと思いますが…。

社寺建築で、梁(はり)や桁(けた)の上に置かれる、輪郭が山形をした部材のことです。

白龍明神と稲荷明神|豊臣秀吉ゆかりの神様がお祀りされてます!

白竜明神と稲荷明神

こちらは『多宝塔』のお隣にある『白竜明神(写真左)』と『稲荷明神(写真右)』です。

『白竜明神』は豊臣秀吉が梅の木を献植する為に愛染堂に訪れた際、境内の枯れ木の中から銀色のウロコを持った白蛇が出現し、その場に居合わせた一同を驚かせました。

白蛇は神様の使者だと考えられているので、秀吉は愛染堂の境内に祠を建立し、白龍明神を奉安したのでした。

古くから学問を求める人には『智恵の神』、財宝を求める人には『福徳の神』として篤く信仰されていて、この明神を信仰し、一心に念ずれば必ずや運が開けて立身出世が叶うと評判なので『出世白龍明神』と呼ばれて親しまれています。

『願成稲荷明神』は豊臣秀吉の誕生の地である豊川の荼吉尼天(だきにてん)の分霊を勧請して譲り受けた稲荷尊です。

古くから、よく衆生の願いを成就し、福徳財宝を授けて下さることから『願成稲荷明神』と呼ばれています。

御朱印|4枚目の御朱印を頂きました!

御朱印

こちらが『愛染堂勝鬘院』の御朱印になります。

アクセス|愛染さんへの行き方はこれ!

電車の場合

Osaka Metro谷町線『四天王寺前夕陽ヶ丘駅』から徒歩2分。

JR天王寺駅から徒歩15分。

車の場合

阪神高速1号環状線「夕陽丘IC」から 430m

阪神高速1号環状線「えびす町IC」から 690m

阪神高速1号環状線「高津IC」から 1km

駐車スペースは境内にあります。本堂の裏手におまわり下さい。

愛染堂勝鬘院:大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町5-36

まとめ|恋に悩める人大集合!

愛染堂正門②
大阪で恋愛関連最強の縁結びパワースポットで有名な『愛染堂勝鬘院』は実は恋愛関係外にも様々なご利益が期待出来るお寺です。

また、『愛染堂勝鬘院』付近は、『四天王寺』をはじめ、『堀越神社』、『安居神社』、『清水寺』、『一心寺』など、見応え充分の神社仏閣もたくさんありますよ。

近くにあるお薦め神社仏閣はこちら。

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