太融寺は一願成就・縁結び・金運のパワースポット!見所をご紹介

大阪の繁華街『梅田』に佇む、弘法大師(空海)ゆかりの寺である『太融寺(たいゆうじ)』は、『願いを一つ叶えてくれる』という事で有名な大阪のパワースポットの一つとして知られています。

まつもとしん児
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今回は『太融寺』の歴史、ご利益、境内の見所、御朱印、アクセスなどを分かりやすくご紹介したいと思います。

太融寺の歴史を簡単にご紹介

太融寺本堂
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まずは『太融寺』の歴史を分かりやすくご紹介したいと思います。

弘仁12年(821年)に嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が創建したとされています。

ご本尊の『千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)』は嵯峨天皇の念持仏(ねんじぶつ※個人が身辺に置き私的に礼拝するための仏像)だったものといいます。

その後、嵯峨天皇の皇子の源融(みなもとのとおる)が七堂伽藍を建立したと伝えられており、当時は大寺院で広大な寺域を持ち、大いに栄えたようである。太融寺の寺名は七道伽藍を建立した源融に由来しているとされています。

しかし、元和元年(1615年)、大坂夏の陣で全焼します。元禄年間に復興されたものの、昭和20年(1945年)の大空襲により再び全焼…。ただ、本尊の千手千眼観世音菩薩は大空襲の直前に高野山の金剛峯寺に移していたため焼失を免れたとされています。

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嵯峨天皇の皇子の源融(みなもとのとおる)とは…
源融は源氏物語の主人公・光源氏のモデルとも言われる人物です。

太融寺のご本尊と期待できるご利益をご紹介

太融寺本堂②

ご本尊

ご本尊は、嵯峨天皇の念持仏であった『千手千眼観世音菩薩』です。

脇侍として『地蔵菩薩』と『毘沙門天』の二体も安置されています。

『千手千眼』とは、『千本の手のそれぞれの掌に一眼をもつ』とされることから来ており、これは、『どのような衆生(しゅじょう※人間をはじめすべての生物)をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さ』を表しているといいます。

本堂のご利益

『千手観音様』には数多くのご利益があります。

代表的なご利益として次のようなものがあります。

・災難に遭わない
・寿命を延ばす
・病気を治す
・夫婦円満
・恋愛成就

境内の見所

境内の案内図
境内はかつての広大な境内は失われたとはいえ、『太融寺』は次の巡礼札所にも多く指定されています。

・新西国三十三ヶ所霊場
・第二番近畿三十六不動尊霊場第六番
・おおさか十三仏霊場第八番
・摂津国八十八ヶ所霊場第六番
・ぼけ封じ観音霊場第七番
・なにわ七幸めぐり第五番

それではいくつかのご利益スポット、見所を分かりやすくご紹介していきます。

本堂


メインの『本堂』からご紹介。

こちらの『本堂』は昭和35年10月23日に再建されたものです。

新西国三十三所霊場・おおさか十三仏霊場札所。

宝塔:大日如来様をお祀り

宝塔
境内の東北隅(本堂を正面に見て右奥)に朱塗りの『宝塔』が建てられています。

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この塔の一層に『不動堂』があり、ここに有名な人気パワースポットである『一願不動明王』が安置されています。
昭和61年10月に建立され、大日如来を安置されています。三層では経蔵で奉納された写経を納めているらしいです。

大師堂(だいしどう):弘法大師様をお祀り

大師堂
『本堂』を右手に奥へ進むと『大師堂』があります。

ご本尊は『弘法大師』です。古来より、弘法大師は厄除けの神様として人々の信仰を集めています。

摂津国八十八ヶ所霊場第六番、なにわ七幸めぐり札所。

護摩堂:不動明王様をお祀り

護摩堂
『大師堂』のお隣にあるのは『護摩堂』です。

ご本尊は『不動明王』『矜迦羅童子(こんがらどうじ)』『制吒迦童子(せいたかどうじ)』の二童子も安置されています。

こちらでは、毎月8日・18日・28日に護摩祈祷会が行われています。

・8日:午後2時~・午後4時~
・18日:午後2時~・午後4時~
・28日:午前10時~・午後2時~・午後4時~

予約なしでご参拝出来ます。

一願堂:どうしても叶えたい願いを叶える

一願堂
『護摩堂』からさらに奥に入ると有名な『一願堂』があります。

ご本尊は『不動明王(石仏。昭和29年5月28日再刻)』で、脇仏は『矜迦羅・制迦童子(石仏。同寺に再刻)』です。

近畿三十六不動尊霊場第六番札所。

不動明王
薄暗い中に『不動明王』がお祀りされています。

『一願不動明王』として有名であり『諸願成就』の霊験あらたかとしてよく知られおり、平日でもお詣りする人が多いです。

古くから『諸願成就』の祈祷所として知られていて、いつ訪れてもお香が絶え間なく、たった一つ『どうしても叶えたい願い』を胸に、お不動様の周りを回ってお百度を踏んでいます。

専用の門
ほんとに人気のあるお不動様で、絶えずお参りの方が来られます。表通りに、専用の門があるのでお参りしやすいのでしょう。

奥の院:戦前の一願不動明王様をお祀り

奥の院
こちらは『一願堂』の奥にある『奥の院』です。

こちらには、戦前に祀られていた『不動明王』、すなわち先代の『一願不動』がお祀りされています。

こちらのご利益も『一願成就』でしょう。

榎木稲荷

榎木稲荷
奥の院の左にはとっても可愛らしい『榎木稲荷』が鎮座されています。

北野辯才天:財福の神

北野辯才天
『榎木稲荷』の左に『北野辯才天(べんざいてん)』がお祀りされています。

日本では『財福の神』として『辯才天=弁財天』と書かれるようになり、『七福神の一神』として信仰されています。

マニ車:お経を読んだことになる

マニ車
『本堂』のそばにある『マニ車』です。

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『マニ車』の中には経典が納められており、手で回すと経典一巻を読んだことになると言われています。

厄除け弘法大師:厄除け・延命長寿

厄除け弘法大師
『本堂』の左横にお立ちになるのは『厄除け弘法大師』です。

また、地面には四国を刻んだ石板が埋め込まれてあり、そこに立つと四国八十八箇所巡礼をしたと同じご利益がいただけるとか。

ご利益は『厄除け』『延命長寿』です。

ぼけ封じ:ぼけ封じ・病気平癒

ぼけ封じ観音像
『厄除け弘法大師』から奥に入ると『ぼけ封じ観音像』が立っています。

ここは『ぼけ封じ三十三観音霊場』の第七番札所で、『ぼけ封じ』をはじめ『病気平癒』にご利益ありとされる。

ぼけ封じ三十三観音霊場とは1982年に発足。近畿から四国、中国、九州にかけて33か所札所霊場があります。

白龍大神:女性の縁結びのパワースポット

白龍大神
『ぼけ封じ観音様』お隣には白龍を祀るお社『白龍大神(はくりゅうおおかみ)』があります。

この真裏にご神木があり、そこに棲む『白龍大神』をお祀りしています。

『縁結びの神』としても信仰を集めていて、大阪でも有名な『縁結びのパワースポット』です。

龍王大神:男性の縁結びはここ

龍王大神
因みに、男性は境内の外れに祀られる『龍王大神(りゅうおうおおかみ)』にお参りするとよいとされています。

この真裏にご神木があり、そこに棲む『龍王大神』をお祀りしています。

『縁結びの神』としても信仰を集めていて、大阪でも有名な『縁結びのパワースポット』です。

ここは大阪でも有名なパワースポットになっており、そこそこ交通量のある道路上に鎮座しています。

ご神木
お社の後ろには樹齢300年以上と言われているイチョウの木のご神木がひときわ存在感を出しています。

あるとき、御堂筋にも近いことからこの一帯が区画整理されることになり、それに伴い道路の拡張工事が計画され、当然のようにこのイチョウの木も伐採されることになりました。しかし、いざ工事が実行されて伐採しようと木を伐(き)っていたところ、伐採していた人たちが相次いで亡くなっていったという怪現象が起きたそうです。

この龍王大神のご神木には『白ヘビ』が住みついていると言われており、この事故が白ヘビのたたりによって起きたと恐れられ伐採は直ちに中止なった…。

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こんなミステリーのような話が存在しています。

ご神木裏側
祟りと騒がれる一方で、このようなエピソードも語り継がれています。

1945年の『大阪大空襲』が大阪の街を襲いました。梅田一帯もたちまち火の海となったのですが、何とこの『龍王大神』の手前でピタリと火の手が収まったそうです…。

そんな奇跡のような出来事から、住民は『龍王大神』『火除けの神』として崇めるようになり、現在も地元の方の守り神として大切に残されています。

龍王大神:〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満4丁目3⇒Googleマップ

淀君のお墓:人気のスポット

淀君のお墓
『白龍大社』のお隣には『淀殿之墓』があります。

大阪城にて自害めされた淀殿は、はじめ弁天島(現:京橋ビジネスパーク)に埋葬され、そこに淀姫神社が創建されました。しかし、明治に入り城東練兵場を建設するにあたり、淀姫神社を生国魂神社境内に遷座するですが、明治10年(1877年)に現在の場所に移されたといいます。

現存の墓は六重の石塔ですが、元は九重の塔だったといわれています。この石塔は太平洋戦争時の空襲に遭っていますが、大きな損傷をうけなかったようです。ただ、九重の塔であったのが六重の塔になったのは空襲による破損と思われます。

淀殿とは…

浅井長政の長女で母は織田信長の妹お市の方です。後に、豊臣秀吉の側室となり、秀頼を生みます。秀吉亡き後は大阪城で豊臣方の中心人物になるが、大阪夏の陣で戦いに敗れ、1615年秀頼と共に自刃したとされています。

千成地蔵尊:子供を守護

千成地蔵尊
『太融寺』には『病気平癒』『無病息災』『諸願成就』のご利益を授かることができる『千成(せんなり)地蔵尊』が安置されています。

このお地蔵さまは特に子供の守護を担うと言われています。

鐘楼:金運アップのパワースポット

鐘楼

こちらがちょっとした有名スポットになっている『鐘楼』です。

太平洋戦争末期、この『梵鐘』は金属類回収令により供出するために降ろされていました。しかし、そこに大阪大空襲。

伽藍のすべてが焼き尽くされた中、この『梵鐘』は残りました。

『鐘(カネ)は残った。』という事で『お金が残る梵鐘』とされ、金運アップのパワースポットとされています。

御朱印

御朱印
こちらが『太融寺』の御朱印になります。

アクセス

太融寺入り口

Osaka Metro谷町線『東梅田駅』より徒歩7分

Osaka Metro御堂筋線『梅田駅』より徒歩10分

JR『大阪駅』、阪急・阪神『梅田駅』より徒歩10分

太融寺:〒530-0051 大阪府大阪市北区太融寺町3−7⇒Googleマップ

まとめ

太融寺本堂②
『たった1つだけ願いを叶えてくれる』無病息災厄除け金運アップ縁結び病気平癒など、ご利益満載の太融寺についてご紹介しました。

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境内には様々な見所があり、アクセスも梅田から徒歩なので行きやすいと思います。是非参拝してみては如何でしょうか。

引用文献
高野山真言宗 太融寺 公式ホームページ
新西国第二番 太融寺
太融寺の一願不動明王のご利益があるパワースポット御朱印についても解説

ABOUTこの記事をかいた人

まつもとしん児

職業:実演販売士 人生のどん底に落ちた時、たまたま知人に連れられて、関東36不動霊場を周り、巡拝結願成就し、そこから人生が大きく変わったと思っている男! そして、神社仏閣をこよなく愛するようになり、少しでも多くの方に神社仏閣の良さを伝えたいと思い、実演販売士ならではの、誰にでもわかりやすく紹介する当サイトを作りました。