【なにわ七幸めぐり】完全網羅!七つの神社仏閣を全て分かりやすくご紹介!

人生には七つの難関が待ち受けていると言われますが、神仏にすがってその難関を逃れ、七つのご利益を得ようというのが『なにわ七幸めぐり』。

昭和58年、大阪21世紀協会の理事だった堺屋太一の提案で始まったものですが、大阪を代表する神社仏閣を巡る『ご利益ツアー』として、社寺巡拝の初心者から熟練者まで、どなたでも満足できる聖跡巡礼です。

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なにわ七幸(しちこう)とは?

『なにわ七幸めぐり』とは神仏習合の理念に賛同した、浪速(なにわ)を代表する『四天王寺』、『大阪天満宮』、『大念佛寺』、『住吉大社』、『今宮戎神社』、『太融寺』、『四條畷神社』の七社寺によって始まりました。

歴史的経緯によって分離された神社と仏閣が再び一つになり、日本が、さらには世界が一つになることを願いとされています。

そして、古く新しい大阪の名所として、広く人々に愛され、現代人の心の拠りどころとなることが目的とされています。

人生には七つの難関が待ち受けているといわれ、その難関を乗り越え、幸せな人生を送るためには、神仏から授かる叡智を身につけなければなりません。

関西でも特に有名な七社寺をめぐり、身を清め、神徳・功徳を授かり、智慧(ちえ)に目覚め、難関を乗り越えて行こうというのが『なにわ七幸めぐり』です。

七社寺で『なにわ七幸めぐり』専用の色紙か集印帖(※写真)を購入します。(色紙・集印帖各1,000円)

それぞれ七社寺で御朱印を押して貰い、全部周ると『満願』となります。(各御朱印300円)

専用のハガキに認定印を貰い、ハガキを事務局に送ると、四天王寺境内にある特設掲示板に名札が奉納されます(掲示期間2年間)。

参拝の順番や期間は決まっておらず、自由で、自分のペースで巡礼できます。

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大阪天満宮|学業成就

こちらは『大阪天満宮』です。

『てんじんさん』と親しみのある名で呼ばれている『大阪天満宮』は大阪の中でも代表的な観光地の一つです。

ご祭神は『学問の神様』として有名な『菅原道真公』ということで、入試シーズンには多くの受験生がお参りします。『大阪天満宮』では『合格祈願』は勿論、この他に『立身出世』、『縁結び』、『厄払い』等のご利益もあるといわれてます。

『大阪天満宮』の歴史は、今から1,000年以上も前にさかのぼります。 901年、菅原道真公が現在の『大阪天満宮』と同じ場所にあった『大将軍社』に参詣したのがはじまりです。

650年、孝徳天皇(こうとくてんのう)が難波長柄豊崎宮(なにわのながらのとよさきのみや※孝徳天皇の皇居。今の大阪市中央区の大阪城の南に宮址がある。)を造営したとき、都の西北を守る神として『大将軍社』という神社をこの地に祀りました。その後901年に、後の大阪天満宮のご祭神となる菅原道真公が無実の罪を着せられ、京都から太宰府へ左遷される際に立ち寄り、旅の無事を祈願したといいます。

その後、道真公は大宰府でその生涯を終えました。無実の罪に反発することもなく、自分が信じる誠の道を静かに貫き最期を迎えました。すると、都(当時は京都)で疫病が流行りだし、天皇がお住まいになる清涼殿に雷が落ちるなど天変地異が起こりだした。人々はこれを道真公の怨霊によるものと信じ、その霊力を鎮めるため菅原道真公を神様として祀るようになっていきます。

そんな折、この『大将軍社』の前に一夜にして7本の松が生え、夜ごとにその松の先を光らせました。

それを聞いた当時の村上天皇は、役人たちに詳しく調べさせ、生前道真公がここを訪れていたことを知り、勅命を出し、道真公の御霊を厚く弔いました。この時に、建立された社殿が、天満宮のもととなっています。道真公が参拝した約50年後のことである。

それ以来、『正直の神』、『文芸学問の神』として大阪市民はもとより、全国からお参りされています。

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御朱印

御朱印

こちらが『大阪天満宮』の御朱印になります。

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アクセス|駅近なので来やすいです!

大阪天満宮外観

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電車の場合

JR東西線『大阪天満宮駅』から徒歩2分

Osaka Metro谷町線・堺筋線『南森町』より徒歩3分

車の場合

阪神高速1号環状線『北浜』出口より約3分。

大阪天満宮:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2丁目1−8

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大念佛寺|諸芸上達

日本仏教の天台宗、浄土宗、真言宗などの十三宗ある内の一つである『融通念仏宗』の総本山の『大念佛寺』です。

1117年、元祖聖應大師(しょうおうたいし)『良忍上人(りょうにんしょうにん)』が京都大原で修行中に阿弥陀仏から法門を授かり『融通念仏宗』を開宗します。

その後1127年、聖徳太子信仰の厚かった『良忍上人』が四天王寺に立ち寄った際、太子から夢のお告げを受け、鳥羽上皇の勅願により、平野に根本道場として創建したのが始まりとされています。

念仏信仰の先駆けとなり、国産念仏門の最初の宗派で、日本最初の『念仏道場』と言われています。

融通念佛宗の教えのひとつは、『一人の念仏が万人の念仏に通じ、自他の念仏が相互に融通して大きな力となる』というもの。

これは、一人ひとりが個性を発揮して自分の力を尽くし、互いに個を生かし合うことで、調和のとれた世界を現出しようということであり、二十一世紀のキーワードである「共生」「共助」の考え方とも通じます。

なにわ七幸めぐりの御朱印

こちらは『なにわ七幸めぐり』の『大念佛寺』の御朱印になります。

アクセス

電車の場合

JR大和路線『平野駅』より南へ徒歩5分

Osaka Metro谷町線『平野駅』①②出口より北へ徒歩8分

車の場合

国道25号線『平野馬場東交差点』より国道479号線を南方向へ入り、ライフ前交差点から駐車場へ入ります。

大念佛寺:〒547-0045 大阪府大阪市平野区平野上町1丁目7−26

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住吉大社|厄除祈願

多くの方から親しまれる、大阪屈指の『パワースポット』なのが『住吉大社』です。

大阪以外からも参拝者が多く、大阪の観光スポットとしても人気です。

初詣の参拝者数は大阪で一番です。

創建はおよそ1800年前!

日本武尊(ヤマトタケル)の息子・仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の妻である『神功皇后(じんぐうこうごう)』が建立したと伝わっています。

ご鎮座の由緒(※神様の土地を定めてお祀りした理由)は『神功皇后』の新羅遠征(三韓遠征)と深い関わりを持っています。

『神功皇后』は胎内に『応神天皇』を宿しながらも『住吉大社』のご神託により『新羅(朝鮮)征伐』に赴き、遠征の最中は腹を冷やし出産を遅らすために石をさらしで腹に巻いたといわれる女傑です。この際、『住吉三神』は『神功皇后』の航海の安全を守り、征伐は新羅が戦わずして降伏、他の高句麗、百済も貢ぎ物を納めることを約束し成功します(※これを『三韓征伐』といいます)。

その後、『神功皇后』は摂津の国に『住吉三神』を祀り、これが『住吉大社』のはじまりとなるのです。『住吉大社』を建立したのち、自身も『住吉大社』にてご祭神としてお祀りされました。

ちなみに『住吉三神』とは住吉大神さまの事で、『底筒男命(そこつつのおのみこと)』・『中筒男命(なかつつのおのみこと)』・『表筒男命(うわつつのおのみこと)』といわれる三柱の神さまをいいます。

御朱印

御朱印
こちらが『住吉大社』の御朱印になります。(初穂料300円)

その他にも『初辰まいり』の4社、『種貸社(たねかししゃ)』から『楠珺社(なんくんしゃ)』、『浅澤社(あさざわしゃ)』、『大歳社(おおとししゃ)』の御朱印も頂けます。

アクセス|路面電車には味がある!

住吉大社外観

電車の場合

南海本線『住吉大社駅』下車、徒歩3分
南海高野線『住吉東駅』下車、徒歩5分
阪堺線(路面電車)『住吉鳥居前駅』下車すぐ

車の場合

北方面から:⇒阪神高速15号堺線「玉出」出口下車、新回生橋交差点左折、塚西交差点を右折し、路面電車沿いを約3分。

南方面から:⇒阪神高速道路4号湾岸線「大浜」出口下車、26号線を北上し、浜口交差点で右折、長居公園通を東に直進、安立1交差点を左折し直進後、路面電車沿いに合流後すぐ。

住吉大社には、専用の駐車場があります。
普通車1時間200円、以後30分毎100円となります。収容台数は約200台。

住吉大社:大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89

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今宮戎神社|商売繁盛

商業の町として発展してきた大阪で、商人たちの聖地として信仰を集めてきた『今宮戎神社』は関西では『えべっさん』と呼ばれて親しまれている『商売繁盛の神様』として有名です。

創建は推古天皇の時代に聖徳太子が四天王寺を建立した時に西方の守護神として祀られたのが始まりとされています。

ご祭神の五柱のうち『事代主神(ことしろぬしのかみ)』が『えびす』として特に信仰を集めました。

『事代主神(ことしろぬしのかみ)』は、八坂神社(京都市東山区)の北向蛭子社(きたむきえびすしゃ)から分祀され、八坂神社の氏子が今宮に移り住み、現在の地に祀ったことに始まるといわれています。

現在は大阪市の浪速区にありますが、創建当時は海のそばにあり、漁業の守り神として信仰されていました。

その後、平安時代後期に四天王寺の西門で『浜の市』が開かれるようになると、その市の守り神として、『えびすさま』が祀られるようになり、『商売繁盛の神様』としても信仰されるようになりました。

『今宮戎神社』は商売繁盛の神様『えべっさん』として有名で、『京都ゑびす神社(京都府)』・『西宮神社(兵庫県)』とともに日本三大えびすの一つに数えられています。

御朱印

こちらが御朱印になります。

アクセス|難波から歩いてこれる!

電車の場合

南海高野線『今宮戎駅』下車すぐ

Osaka Metro御堂筋線『大国町駅』より徒歩5分

Osaka Metro堺筋線『恵美須町駅』より徒歩5分

阪堺電車『恵美須町駅』下車、西へ徒歩5分

車の場合

今宮戎神社に駐車場はございません。

近くにはコインパーキングがたくさんあります。

今宮戎神社:〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6−10号

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太融寺|無病息災

大阪の繁華街『梅田』に佇む、弘法大師(空海)ゆかりの寺である『太融寺(たいゆうじ)』は、『願いを一つ叶えてくれる』という事で有名な大阪のパワースポットの一つとして知られています。

弘仁12年(821年)に嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が創建したとされています。

ご本尊の『千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおんぼさつ)』は嵯峨天皇の念持仏(ねんじぶつ※個人が身辺に置き私的に礼拝するための仏像)だったものといいます。

その後、嵯峨天皇の皇子の源融(みなもとのとおる)が七堂伽藍を建立したと伝えられており、当時は大寺院で広大な寺域を持ち、大いに栄えたようである。太融寺の寺名は七道伽藍を建立した源融に由来しているとされています。

しかし、元和元年(1615年)、大坂夏の陣で全焼します。元禄年間に復興されたものの、昭和20年(1945年)の大空襲により再び全焼…。ただ、本尊の千手千眼観世音菩薩は大空襲の直前に高野山の金剛峯寺に移していたため焼失を免れたとされています。

御朱印

御朱印
こちらが『太融寺』の御朱印になります。

アクセス|梅田からすぐなので行きやすい!

太融寺入り口

Osaka Metro谷町線『東梅田駅』より徒歩7分

Osaka Metro御堂筋線『梅田駅』より徒歩10分

JR『大阪駅』、阪急・阪神『梅田駅』より徒歩10分

太融寺:〒530-0051 大阪府大阪市北区太融寺町3−7

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四條畷神社|心願成就

『四條畷神社』は生駒山系の北部に位置する飯盛山の麓に鎮座し、歴史ファンの中で人気の高い『楠木正成』の遺志を継いで戦った息子である『楠木正行(くすのきまさつら)』が祀られている事で知られています。

同じ地区にある住吉平田神社の神職の発案から、政府への働きかけが行われ、ついには、「四條畷神社」の社号の宣下が勅許され、明治23年、住吉平田神社の南隣の山麓に創建された。

1868年に同地区にある『住吉平田神社』の神職の発案から、楠木正行、弟の正時等の『四條畷の戦い』で南朝に準じた楠木一族の霊を祀る為に神社創建を願い出て、1889年(明治22年)に勅許が出て、『四條畷神社』の社号を受けました。

御朱印


こちらが御朱印になります!

アクセス|駐車場があるから便利!

電車の場合

JR学研都市線『四条畷駅』から約1キロ、徒歩15分程度

車の場合

境内に駐車場があり、25台程度は停めれます。

四條畷神社:〒575-0021 大阪府四條畷市南野2丁目18−1

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四天王寺|家内安全

大阪でも多くの人が参拝する『四天王寺』は観光スポットとしても人気です。 しかし、何のご利益があって、どんなご本尊様が祀られているか分からずに参拝している人も多いはず。 (関西人ですらそうかもしれません・・・)

『日本書紀』には593年に建造が開始されたと記載があり、誰もが知っている聖徳太子が建立したお寺で、日本で最古の仏教寺院の一つ。

四天王寺が出来たきっかけは仏教の容認派の蘇我氏と非容認派の物部氏の対立が原因とされています。

古代神道が中心だった日本に百済からの渡来人が持ち込んだ仏教を受け入れるか、排除するかのか?

容認派の蘇我氏についていた聖徳太子は不利な戦況を憂い、四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)を型取って木を掘り、この戦に勝てば必ず四天王を安置する寺を建立すると誓いを立て、結果、容認派の蘇我氏が勝利し、四天王寺建立に至ったという事です。

御朱印

  • 納経所

アクセス

電車の場合

環状線:天王寺駅から北へ徒歩12分

地下鉄御堂筋線谷町線:天王寺駅から北へ徒歩12分

地下鉄谷町線:四天王寺前夕陽ケ丘駅から南へ徒歩5分

近鉄南大阪線:阿倍野橋駅から北へ徒歩14分

車の場合

環状線方面:阪神高速道路14 号松原線夕陽ケ丘出口から約6分。

松原方面:阪神高速道路14 号松原線文の里出口から約10 分。

四天王寺:〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1−11−18

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まとめ

『なにわ七幸めぐり』をご紹介させて頂きました。

頑張ったら一日でも回れますが、じっくり回りたいという方は二日に分けて回ったほうがじっくりと楽しめるかと思います。

その際はぜひ参考にしてください。

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