【御霊神社】オフィス街にあるパワースポット神社の見どころを紹介!

ビルが建ち並ぶオフィス街の中にある神社で『ごりょうさん』という愛称で親しまれている『御霊神社』は平安時代から続く1,000年以上の歴史を持つ古社です。

オフィス街の中にあることから、オフィスワーカーの憩いの場として親しまれており、厄除け・縁結びの神様として多くの参拝者が訪れる人気のある神社です。

今回はそんな『御霊神社』を分かりやすくご紹介します。

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御霊神社の歴史から学びましょう!

『御霊神社』は、古来、北船場の淀屋橋から本町、中之島、土佐堀、江戸堀、京町堀、靭、西本町、江之子島、南北堀江の西部等の旧摂津国津村郷の『産土神(うぶすながみ※その人の生まれた土地を守る神)』として、多くの氏子・崇敬者の崇敬を集めています。

『浪速の氏神』として、特に厄除け・縁結びの神様として格別の尊崇を受けています。

創始は平安時代の『日本文徳天皇実録(にほんもんとくてんのうじつろく※平安時代の日本で編纂された歴史書)』の850年(嘉祥3年)によると、八十島祭(やそしままつり※平安時代から鎌倉時代に天皇の即位儀礼の一環として難波津で行われた祭祀)の祭場とされた場所『圓江(つぶらえ)』に建てられた祠『圓神祠(つぶらしんし)』として始まりました。

この『圓神祠』が御霊神社の始まりで、1,000年以上の歴史があります。

『圓江』は現在の靱(うつぼ)辺りで、当初は西区靭本町一丁目にある『うつぼ楠永神社』の近くに鎮座していました。

その後、石州津和野藩主亀井氏から邸地を割いて寄進され、文禄3年(1594)境内の小祠(しょうし※小さい社)乾八幡宮と源正霊神(げんしょうれいじん※鎌倉景政の神号)とを本殿に合祀し、『圓江(現在の靱)』から現在地に遷座しました。

寛文年中には『御霊神社』と改称、1696年(元禄9年)、『御霊大明神』の称号が贈られ、1753年(宝暦3年)、正一位の神階を授けられました。

また伏見宮家より神輿修復のご寄進があり、幕府も城代巡見社(※大名から周辺の領土の守備を任された神社)として崇敬していました。

1873年(明治6年)、郷社に列し、1913年(大正2年)には府社に昇格しました。

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御霊神社のご祭神と期待出来るご利益をご紹介

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五柱のご祭神

〇天照大神荒魂(あまてらすおおかみあらたま)

天照大神の荒魂といえば、伊勢内宮の別宮『荒祭宮(あらまつりのみや)』に祀られる神で、正宮『皇大神宮(こうだいじんぐう)』と並ぶほどの格式を持つ。

御霊神社では天照大神荒魂を『瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)』と明言しています。

『瀬織津姫命』は、大祓詞(おおはらえのことば)に登場する祓戸四神(祓戸大神【はらえどのおおかみ】ともいい、神道において祓を司どる神様のこと)の筆頭で、もろもろの禍事・罪・穢れを川から海へ流す役割を担っている。

よって、水神・祓の神・滝の神・川の神・海の神などとされています。

〇津布良彦神(つぶらひこのかみ)

旧摂津国津村郷の産土神

〇津布良媛神(つぶらひめのかみ)

旧摂津国津村郷の産土神

〇応神天皇(おうじんてんのう)

第15代天皇で八幡神社に祀られています。

『八幡大神』とも言われ、天照大神と同じく『皇祖神(こうそしん※皇室の祖とされる神)』とされています。

平安末期、源氏からの信仰が篤く、源頼朝が『征夷大将軍』となり鎌倉幕府を打ち立てた事から、後世、武将を中心に『戦勝の神』として信仰を集めます。

〇源正霊神(げんしょうれいじん)

源正霊神は、平安後期に相模国鎌倉を領した鎌倉氏の『鎌倉権五郎景正』の神号です。

後三年の役で、16歳ながら右目を射抜かれながらも奮闘した強者であるという伝説が残っています。

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期待出来るご利益は?!

厄除け、縁結び、諸事円満成就、開運招福、商売繁盛、夫婦円満、子孫繁栄の神様として格別な尊崇を受けています。

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境内の見どころ

それでは境内の見どころをご紹介します。

鳥居|平成の大改修

御霊神社は何といっても、この綺麗な朱色が印象的な鳥居も見どころです。

鳥居は『平成の大改修』で修復されたばかりだそうです。

拝殿|厄除け、縁結びのご利益が有名!

鳥居から真っ直ぐ進むと拝殿がございます。

こちらの拝殿も『平成の大改修」で修復されたばかりだそうで、朱色や金の発色がとても綺麗です。

東宮|様々なご利益がある超パワースポット!

拝殿の右手には『東宮』がございます。

こちらには皇大神宮・恵比寿神社・猿田彦神社・東宮十二社が祀られています。

皇大神宮:ご祭神は『天照皇大神』で日本の総氏神で『太陽の女神』とされています。

恵比須神社商売繁盛の神様をお祀りされています。

猿田彦神社:ご祭神は『猿田彦命』道開き・開運の神様とされています。

東宮十二社(水神社・大雷社・龍神社・住吉社・菅原社・加藤社・多賀社・春日社・事平社・稲荷社・竈戸社・戸隠社)

拝殿に引けを取らないくらい立派な境内社で、こちらも色鮮やかな朱色が目を引きます。

松之木神社

拝殿の右手奥には『松之木神社』が鎮座しています。

ご祭神は松之木大神朝吉大神をお祀りされています。

大黒社

『松之木神社』のお隣には『大黒社』があります。

ご祭神は大国主命をお祀りしているので、縁結びのご利益が期待出来るのではないでしょうか。

不動明王

『松之木神社』と『大黒社』の間にはちょこんと不動明王がお祀りされています。

肌守りの木|美肌になるパワースポット

こちらは『御霊神社』の中でも人気の『肌まもりの木』と呼ばれるご神木です。

この『肌まもりの木』は第二次世界大戦の大阪大空襲により境内にあった木々のほとんどが大やけどを負い、枯れていくなか、唯一、焦げた状態から再生しました。

当時、お参りした人のやけどが回復したという言い伝えもあり、美肌の救世主として信仰をあつめていることから、この『肌守りの木』を拝むと肌によいと言い伝えられており、その幹に手を触れて祈ればいっそうのご利益が授かるとのことです。

オフィス街の隠れたパワースポットとして注目を集めています。

儀式殿:落語や芝居が行われていた!?

ある上方落語家の松田弥助という男が京都からきて、ここ御霊神社に店を開きました。

実はこの松田弥助は初代・桂文治の「師匠」というすごい人なのでした!

そして1884年(明治17年)から1926年(大正15年)までは人形浄瑠璃の常設小屋・御霊文楽座があったそうです!

現在は、境内に御霊文楽座跡の石碑があります!

平成10年には、その御霊文楽座跡に200名を収容できる舞台付きの小ホールの役目を持つ「儀式殿」を建てました!

ここでは文楽・落語・日舞・文化講演会などの活動や地域の活性化に役立てているとのことです!

うつぼの碑|うつぼって何??

『御霊神社』の前身である『圓江』が靭あたりにあったことを記念して、境内に『うつぼの碑』が建てられています。

大坂三十三ヶ所観音めぐりの碑

江戸時代、神仏習合の時代には、ここ『御霊神社』の境内に神社とともに神宮寺『宝城寺(ほうじょうじ)』があり、十一面観音様が祀られていました。

寛文年間(1661~1672)、当時の大阪に、西国三十三ヶ所霊場めぐりにならい『大坂三十三観音めぐり』がつくられました。

一番札所・太融寺から時計回りに、第三十三番札所である御霊神社までの寺社を巡ることで、西国三十三ヶ所を遍路したのと同じご利益があるとして、大勢の方がこれをまわりました。

このことは、近松門左衛門の『曽根崎心中』にも書かれています!

そして現在も、毎年文化の日の11月3日には、たくさんの参拝者が訪れます!

芦田秋窓句碑|正岡子規の一門にいた大阪出身の詩人

正岡子規の一門にいた大阪出身の芦田秋窓による句です。

『幕張って 店商へる 祭かな』

手水舎

参拝の前にこちらで清めましょう!

南の鳥居|ナニコレ珍百景にも選ばれた謎の鳥居!?

江戸時代、『御霊神社』には『宝城寺』も併設されており、境内は現在よりも広かった。

しかし、明治時代の『神仏分離令』でお寺のあった敷地が切り離されました。

そして現在、神社の南側に鳥居だけが残っているというワケです!

御朱印|61枚目の御朱印を頂きました!

御霊神社の御朱印はこちらです!

『皇紀2680年』の文字が入った素敵な御朱印です。

皇紀は初代天皇である神武天皇の即位から始まり、西暦2018年は皇紀では2678年。

皇紀が入る御朱印はかなり珍しく、調べた限り御霊神社以外では東京の明治神宮や鹿児島の鴨池日枝神社など、全国に数社しかありません。

アクセス|オフィス街にありアクセス抜群!

京阪電車『淀屋橋駅』下車:3番出口より徒歩7分

OsakaMetro御堂筋線『淀屋橋駅』下車:13番出口より徒歩4分

OsakaMetro四ツ橋線『肥後橋駅』下車:6番出口より徒歩6分

OsakaMetro御堂筋線『本町駅』下車:2番出口より徒歩8分

OsakaMetro中央線『本町駅』下車:18番出口より徒歩10分

御霊神社には参拝者用の無料駐車場がありますが収容台数は4台、5台ほどです。

御霊神社:〒541-0047 大阪府大阪市中央区淡路町4丁目4−3

まとめ|厄除け・縁結びのご利益が期待!

『御霊神社』は如何でしたでしょうか?

オフィス街のど真ん中にありながら、境内に一歩足を踏み入れると、都会の喧騒を忘れさせてくれます!

特に厄除け・縁結びの神様として多くの参拝者が訪れる人気のある『御霊神社』に参拝してみては如何でしょうか。

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