大阪城のほど近くに、大阪城の鎮守神『玉造稲荷神社』があります。
『玉造稲荷神社』は二千年以上の歴史があり、商売繁盛や事業発展・子孫繁栄はもちろん、豊臣秀頼や真田幸村にゆかりの縁結びや子授けなど、ご利益いっぱいの神社!
早速行ってきました!
胞衣塚(よなづか)大明神
境内に奥にある『胞衣塚大明神(よなづかだいみょうじん)』を発見!
ここは、豊臣秀頼公と母の淀殿を結んでいた胞衣(よな:卵膜、胎盤など)がお祀りされています。
スゴイですよね?
淀殿の胎盤ですよ!!!
胞衣は、母の体から新生児と共に生まれ出たもので、新しい生命の誕生と同じように、当時は特別に神聖なものとされていました。
そこから『胞衣塚大明神』は『縁結び』、『恋愛』のご利益があると人気になっています。
また、鳥居の前には豊臣家の家紋である『五七の桐』をかたどった『縁のひも掛け』があります。縁とは、男女の縁をはじめ、家族・仕事・主従などさまざまな縁のことを指します。
それらの縁結びを願って『縁のひも掛け』にひもを結ぶとご利益があるとされています。
私も仕事の縁を求めているので、しっかりと参拝してきました。
結ぶ紐は豊臣秀頼の最期の時まで共に戦い、この神社の近くにあったとされる真田丸で散った家臣の『真田幸村』ゆかりの『真田紐』で作られています。
良縁や縁結びのご利益を願い、その紐に願い事を書き、『縁の紐かけ』に結んで祈願をします。大変評判のある恋愛や縁結びのパワースポットの一つです。
参拝した際は是非祈願しましょう!
『恋キツネ絵馬』で祈願
ここの絵馬も女性に人気です。
キツネが頬を寄せあい、ハートを描いた、この可愛い絵馬は『恋キツネ』と呼ばれています。
これを奉納することで恋愛成就・縁結びのご利益を授かれるそうです。
きつねはつがい(夫婦)になると相手を一生変えないとされている事から、2頭のキツネがハート型に寄り添う絵馬になっています。
この絵馬に相手がいる方は二人の名前を、良縁を祈願する方はご自身の名前を書いて神様に奉納します。
秀頼が奉納した鳥居…、低っ!

まず、第一印象に『低っ!誰がくぐれんねん!』って思いますよねw
この鳥居は慶長8年(1603年)3月の玉造稲荷神社再興時に、秀頼公が奉納された石製鳥居です。
本殿正面に位置し、400年の歴史を刻んでいましたが、阪神淡路大震災のときに基礎部分に損傷を受け、現在は、上部と下部に分けられて境内にあります。
だから低いんですねw
日本で唯一の秀頼公の銅像
『玉造稲荷神社』で、すぐ目に入ってくる日本で唯一の『豊臣秀頼公』の銅像。
豊臣秀頼の銅像が意外に無いという事にも驚き…。
これだけ、歴史的にも有名なので、どこかしらに一体や二体は存在していると思っていた。
日本で唯一の豊臣秀頼像を見れるというのは貴重ではないでしょうか。
徳川家康公が、最後まで目の敵にした豊臣一族の最後の総大将だった人物です。ひ弱なイメージでよくドラマなどでも描かれますが、実際には文武に長けていて、2メートル近い巨漢だったようです。
なで子持勾玉石
『玉造稲荷神社』のパワースポットの一つが、拝殿の左側にある石の柱です。
『なで子持勾玉石(こもちまがたまいし)』と呼ばれるもので、柱の上に勾玉の形をした石があり、これに触れながら祈願すると、『子孫繁栄』や『子授け』、『芸能向上』や『事業振興』 などにご利益があるとされています。
パワースポット好きな方にお薦め!
『玉造稲荷神社』のご利益は、商売繁盛・事業発展・家内安泰・子孫繁栄・縁結びのご利益がよく知られています。
大阪城からも歩いて行けるので、大阪城とセットで参拝するとより楽しいかもしれませんね。