【安井金比羅宮】怨霊をまつっている!?日本最強の縁切り神社!

祇園の繁華街にほぼ近く、国内からや海外からも多くの観光客がおとずれる京都屈指の人気観光エリアである東山区。

そんなアクセスしやすい場所にある、通称「縁切り神社」安井金比羅宮は、東山の中でも超人気の高いパワースポットです!

安井金比羅宮には、縁切りを願う絵馬がたくさんあり、中にはかなり生々しく書かれていることもあったりして、怖がってしまう方も多いんですが、、

実は、良縁にもご利益があるパワースポットとしてもとても親しまれているんです!

「縁切り縁結び碑」の参拝方法や、社務所では珍しいお守りなども詳しくご紹介します!

まずは安井金比羅宮の歴史を学ぼう!


安井金比羅宮の歴史は、飛鳥時代のまでさかのぼります!

第38代天智天皇の時代に、藤原鎌足が一堂を創建し、藤の花を植えて藤寺と名づけ、家の繁栄と、子孫の長久を祈ったことがはじまりでした。

時は流れ、第75代崇徳天皇(すとくてんのう)は、父・鳥羽法皇から疎まれ、20代の若さで譲位させられました。

同母弟である後白河天皇(ごしらかわほうおう)が即位したことなどから、貴族の内乱である保元の乱が、保元元(1156)年に起こります。

戦いに敗れ、崇徳上皇は讃岐(香川)に流刑されてしまいます。崇徳上皇は多くの戦死者を出してしまったことへのつぐないと供養のため、五部大乗経を写経して朝廷に送りましたが、呪詛を疑った朝廷から受け取りを拒否されてしまいます。

崇徳上皇はこの世のすべてに絶望し、全ての欲を断ち切って金刀比羅宮にこもりました。そして、爪も髪も切らず伸ばし放題にし、まるで夜叉のような姿となって憤死したといわれています。

そこから崇徳上皇に怨霊としてのイメージが定着し、近世の文学作品などにおいても怨霊として描かれ、菅原道真や平将門と並ぶ日本三大怨霊として怨霊や祟りのモチーフとして使われることになりました!

治承元年(1177年)。大円法師(だいえんほうし)がお堂にお籠りされた際に、崇徳上皇があらわれて、往時の盛況をお示しになられましたとあります(簡単にいえば、むかしは良かったよ〜的なことをお話されました!)

このことは後白河法皇に伝えられ、法皇のご命令により、光明院観勝寺が建立されました。

光明院観勝寺は、応仁の乱(1467~1477年)によって荒廃してしまいましたが、元禄8年(1695年)に太秦安井(京都市右京区)にあった蓮華光院がこの地に移されました。

その守り神として崇徳天皇に加えて、讃岐(香川県)の金刀比羅宮より勧請した大物主神(おおものぬしのかみ)と、源頼政公(みなもとのよりまさ)をまつったことから「安井の金比羅さん」とよばれるようになったそうです。

ここが縁切り神社と呼ばれるようになったのは、崇徳上皇が全ての欲を断ち切って金刀比羅宮にこもったことから、縁切りのご利益で知られるようになりました!

ご祭神|三柱

崇徳天皇:日本三大怨霊の一人とも呼ばれているが、さまざまな悪縁を切り、良縁を結ぶご利益があるとされる。

大物主神:五穀豊穣、産業、文化の繁栄の神さま。海の守護神でもある。

源頼政:妖怪鵺(ぬえ)を退治したことから、源三位頼政和光尊儀(げんさんみよりまさわこうそんぎ)としてまつられ、悪縁、腐れ縁を断つご利益があるとされる。

期待できるご利益

ご利益は「縁切り」と「縁結び」です!

縁切り神社ということでカップルでおとずれることに抵抗がある人も多いんですが実は良縁を結んでくれる神社でもあるので、カップルやご夫婦、大切にしたい方とおとずれるのも大丈夫ですよ!

そして縁切りのご利益も人との縁だけではなく、「タバコ」・「酒」・「ギャンブル」・「色事」・「病気」などさまざまな縁も切って頂けるとあり、全国から多くの人々がおとずれるまさに日本最強の縁切り神社です!

また、道開きの神様である大物主神(おおものぬしのかみ)も祀られていることから、海上安全や交通安全、開運や商売繁盛などにも強力なご利益を期待できますよ!

手水舎


ここでまずはお清めをしてから、本殿へお参りしましょう!

安井金比羅宮では日陰葛(ひかげのかずら)という植物がつけられた縁起物の「稲宝来」が年末からお正月にかけて授与されており、その際には手水舎に入った日陰葛を見ることができますよ!

本殿|参拝の手順を見てみよう!

本殿へのお参りですがコチラを参考にしていきましょう!


まず手前にある賽銭箱にお賽銭を入れます。

そして本堂の前へ行き、参拝しましょう!

絵馬の道


安井金比羅宮は絵馬で有名で、参道は「絵馬の道」と呼ばれています!

有名人の方も多くおとずれるため、そんな方々の絵馬も見つかるかもしれませんね!

 

久志塚(くしづか)|美髪や美容にご利益がある

女性の髪を美しく整える櫛(くし)。

久志塚は、古くなった櫛を供養するために昭和53年に築かれたものです!

ここは美髪や美容にご利益があるとされており、女性におすすめですよ!

そして毎年9月第4月曜日に行われる「櫛まつり」は京都の秋の風物詩として有名です!

久志塚の前で櫛供養がおこなわれた後、昔から現代までの各時代の髪型にゆった女性達が祇園を歩きます!

華やかなお祭りですので一見の価値ありですよ!

*令和2年9月28日(月)「櫛まつり」につきましては、新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止となりました。

縁切り縁結び碑(いし)|悪縁切りと良縁結び


こちらは悪縁切りと良縁結びの両方のご利益が授かれると言われる霊石「縁切り縁結び碑(いし)」です!

では、この霊石の参拝方法について詳しくご紹介しますよ!

1:まず、近くにあります「形代授与所」にて形代(かたしろ)に願いを書きます!(100円程度のお賽銭が必要です。)

2:そして、その形代をもって縁切り縁結び碑の「穴」へ正面から入っちゃってください!

大人がやっと通れるほどの大きさですが皆さん這うようにしてくぐってます!

これで悪縁を断ち切るとされています!

3:そして表から穴をくぐり悪縁を切った後は、もう一度今度は裏の方から穴をくぐり、正面から出てくることで良縁を結びます!

4:最後に、形代授与所に用意されている糊(のり)をつかって形代を縁切り縁結び碑に貼りつけて祈願は終了となります!

若い女性が多く、行列ができることもあり穴を2回もくぐるのは少し恥ずかしい方もいらっしゃるかと思いますが、悪縁切りと良縁結びのご利益が同時にさずかれると思ってがんばってください!笑

ちなみに安井金比羅宮は24時間参拝可能ですので夜中でも参拝できます!

どうしても人目が気になる方は夜におとずれるのもいいかもです!

八大力尊社(はちだいりきそんしゃ)


かつてこの土地には、蓮華光院という寺院がありました。

御神体であり、その寺院の柱を支えた「力石」が8体あることから八大力尊社といいます!

明治時代に蓮華光院が廃寺となってしまいましたが、この力石のみここに残っています。

ご利益は

「社会を生き抜く力を授ける」「基礎を固めて困難や逆境に打ち勝つ」「基礎能力向上」「スキルアップ」

です!

珍しいご利益なので忘れずに参拝しましょう!

末社|安井天満宮


最近社殿が新しくなったみたいでキレイですね!

天満宮といえば、学問の神様である菅原道真をまつっているので、ご利益は「学業成就」ですね!

厳島社・三玉稲荷社・三社


稲荷社ということで、ご利益は「商売繁盛」です。

近くの祇園ではたらく舞妓さんや芸妓さんたちもおとずれていることでしょう♪

社務所|有名な絵馬や縁切りのお守り


こちらには絵馬やお守りなどが用意されています。

社務所が開いているのは午前9時から夕方5時30分までです!

境内にはたくさんの絵馬が奉納されていて、中には強い縁切りの念を感じるようなゾクッとする願いもあったりしますが、縁結びのパワースポットでもあるため、良縁を願う絵馬もたくさんあります!

また、お酒やギャンブル、病気との縁を切りたいといったお願いも大丈夫ですよ!


そして珍しい「縁切り縁結びセット守り」などがありますのでぜひ覗いてみてください!

アクセス|祇園から徒歩で行けますよ!

安井金比羅宮の基本情報
住所:京都市東山区下弁天町70
電話番号:075-561-5127
アクセス:京阪本線「祇園四条」駅から徒歩10分

駐車場もありますよ!

まとめ|日本最強の縁切り神社は・・・


今回ご紹介した安井金比羅宮は、日本でも最強の縁切り神社としてなんだか怖いイメージを持たれがちなんですが、それは裏を返せば良縁をジャマする悪縁を断ってくれるという、縁結びとしても絶大な効果として期待できる超パワースポットなのでした!

ぜひ、お一人ではもちろん、大切な方ともおとずれてみてはいかがでしょうか!