ネット怪談【鮫島事件】映画にもなった平成ネット史最大の闇の真相とは?

2020年11月27日に劇場映画「真・鮫島事件」が全国公開されました。

このモデルとなった「鮫島事件(さめじまじけん)」という話が2001年2ちゃんねるに書き込まれました。

匿名ネット掲示板「2ちゃんねる」発祥の都市伝説において”最恐の話”はなに?

といえば、必ず挙がるタイトルはいくつかありますが、「八尺様」や「姦姦蛇螺」「きさらぎ駅」に並び取り上げられるのがこの「鮫島事件」という話です。

ネット上で存在こそ広く知られてはいるものの、真相はだれも知らないという謎の事件であり、事件の内容を知ってしまうと消されると言われており、誰かが「鮫島事件」について質問など書き込むと、すぐに誰かが「その話だけはしない方がいい」などと止めに入ります。

そんな平成最大のネット史とまで呼ばれた事件の真相を、皆さんにだけお教えします。

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都市伝説「鮫島事件」

2001年5月24日、突然あるスレッドが立てられました。それが

「伝説の「鮫島スレ」について語ろう」

というものです。スレッドの内容はこうです。

”ここはラウンジでは半ば伝説となった「鮫島スレ」について語るスレッドです。知らない方も多いと思いますが、2ちゃんねる歴が長い方は覚えてる人も多いと思います。
かくいう俺も「鮫島スレ」を見てから2ちゃんねるにはまったひとりでして、あれを見たときのショックは今でも覚えています。
誰かあのスレ保存してる人いますか?”

ここから、見た人は「鮫島事件ってなに?」というところから始まり、次第に「あの事件はやばい」や「報道各社も資料は抹消している」など事件を知っているという者が次々現れ、それぞれが知っている断片的な情報の書き込みで盛り上がりました。

これ以降、鮫島事件の書き込みを見た者からの事件に関する質問などがされる度に「あの事件を思い出させるな」や「知ろうとすると消されるぞ」といった書き込みがされるようになり、ついに事件を調べていたというある人物から、そのおぞましい事件の詳細が書き込まれます。

それは次のような内容でした。

鮫島事件と言うのをご存知でしょうか?あまりの内容のひどさに各種メディアの過去記事からも抹消され、鮫島事件に関する資料は一切残っていない事件である。現在、その事件の詳細を知るすべはない。

ネット上で鮫島事件に関する質問をしても、「あの事件には関わらない方がいい」と返信があるだけである。今回この鮫島事件に関する情報を入手したので報告させていただきます。

鹿児島県沖に、鮫島といわれる島があった。ここに5人の2ちゃんねーらが遊びに来たが、5人とも行方不明になってしまう。その後、5人のうち4人は白骨死体となって発見されたが、最後の1人はどうしても見つからなかった。そして、4人の遺骨がそれぞれのゆかりの場所に送り届けられた翌日、2ちゃんねるに書き込みがされた。

「鮫島にいる」と。

この人物を特定できるような投稿者IPなどの足跡は発見されず、結局、鮫島で最後の人物らしき白骨死体が警察によって発見された。この遺体は、動物や何かによって食い荒らされた痕跡があったが、中には人間のものと思われる歯形も残されており、また首には圧迫されたような跡があったという。

以上が鮫島事件に関する内容である。

その後、20年経った今でもSNSなどで時折投稿される「鮫島事件」というワードは、その度にネット上を震撼させています。

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鮫島事件の真相

まず真相をお伝えすると、実はこの「鮫島事件」はフィクションです。

正しくはフィクションだと考えられています。

簡単にいうと、鮫島事件は当時の2ちゃんねらーたちの「ノリ」から生まれたものとされています。

例えば鮫島事件の名前が出ると、このノリを知っている者が「その名前を出すと消されるぞ」、「あの件については語りたくない」など意味深な書き込みをして、知らない人の反応を見て楽しむという、ちょっとした悪ふざけのようなものです。

ただ「真相を知ろうとすると消される」ということで嘘か本当かわからないようにすることで実は巧妙に出来た都市伝説になっています。

まず発端である「伝説の「鮫島スレ」について語ろう」というスレッドにある「鮫島スレ」自体が存在しないのですが、調べても出てこない事が、見た人に「どんな事件か知りたい」と思わせる好奇心をくすぐる巧妙なものでした。

そしてこれに乗じてさまざまな作り話が書き込まれていき、真相を聞こうとする者に対してはいつしか「鮫島=タブー」という流れが出来あがり、説得力をもたせるために「公安が絡んでいる」などの情報が作られていきました。

ネットで見かける、怪しいうわさ話などをした後に「おや?こんな時間に誰か来たぞ??」のような投稿をするというネタ元になったのもこのお話です。

中には「これはただのネタだから」など書き込む者もいましたが、それに対しても下手に否定せずに

「そうだね。そう思って楽しんでくれた方がいいよ」

など、いかにも思わせぶりな返しをすることで真実なのかただのノリなのかを巧妙に分からないようにしています。

こうして「真相を話すと何者かに殺される」という大きな闇をかかえた事件というイメージが作られていき、いつしか鮫島事件は都市伝説として語られるようになっていきました。

これが鮫島事件の真相、といわれています。

ただこれが真相といっても、実は筆者も知らないだけで「本当に起きた事件を都市伝説として情報操作されたもの」なのかも知れません、、、。

1968年6月に日本経済新聞記者の鮫島敬治が中国当局によってスパイ容疑で逮捕され、1年半に渡って拘留された事件は「鮫島事件」と呼称されていますが、本件とは無関係です。ー日中記者交換協定参照ー
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映画「真・鮫島事件」あらすじ

ーあらすじー
主人公の菜奈は高校時代の仲間たちと行なう毎年恒例の部活会を、今回はリモートで開催。だがメンバーのあゆみが連絡無しに不参加で、代わりにあゆみの恋人・匠が画面に映り、“一緒に行ったのはお前らか”と菜奈たちを怒鳴りつける。匠があゆみの部屋を映すと、そこには壮絶な死に顔のあゆみの姿が。やがて参加者の裕貴と鈴が重い口を開き、平成ネット史上最大の闇とされる“鮫島事件”の発祥とされる廃墟に3人で行ったことを話しだす、、、。

事件の内容を知ると殺されるという都市伝説「鮫島事件」をモチーフに、「トモダチゲーム」や「心霊写真部劇場版」の永江二朗監督が自身のオリジナル脚本を映画化しました。コロナウイルス禍を反映し、リモート飲み会、ビデオ通話など、時世を象徴するような事柄を織り交ぜながら、呪われた若者たちの恐怖が描かれます。

メインとなるのはパソコンの画面上で、リモートで会話をしながら物語が展開し、POV(ポイント・オブ・ビュー)映像などを駆使した永江監督の恐怖演出、主演の武田玲奈さん、小西桜子さん、他皆さんの演技にぞくぞくさせられます!

映画化が決定された当時、ネットでは「映画化とかバカか」「公安が動くぞ」「映画化とかやばいでしょ」「あれを映画化するのか、おっと誰かきたようだ」「消されるぞ」といったもはやおなじみのリアクションが見られ、発表があった日のSNSでは「鮫島事件」がトレンド入りするほど大盛り上がりとなりました。

ここで知った方もぜひ観てみてはいかがでしょうか!

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まとめ|鮫島事件とは

2ちゃんねるから生まれた都市伝説であり、今なおSNSなどで語られる鮫島事件。

それは、人の噂に様々な尾ひれがついていった結果、まるで実体を持ってしまったかのようになってしまったという架空の事件でした。

世の中には、過去の事件に影響をうけて引き起こす模倣事件などがありますが、この鮫島事件も本当はないにも関わらず映画まで作られるほど影響力を持った話になりました。

この先も、存在を知った者からの「鮫島事件ってなに?」という投稿がある度に、少しずつ事件の断片的な情報が足されていきながらも真相は決してあかされることはなく、続いていくでしょう。

なぜなら「事件の真相は決して言ってはいけない」のですから。

 

おや?こんな時間に誰か来たようですよ。。

 

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