今宮戎神社のご祭神やご利益、十日戎や裏参りなどを詳しくご紹介!

商業の町として発展してきた大阪で、商人たちの聖地として信仰を集めてきた『今宮戎神社』は関西では『えべっさん』と呼ばれて親しまれている『商売繁盛の神様』として有名です。

七福神のうち、商売の繁栄にご利益がある神様『えびすさま』が祀られていることで有名であり、関西では『えべっさん』と呼ばれ親しまれています。

まつもとしん児
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今回は『今宮戎神社』の歴史やご祭神、ご利益などを分かりやすくご紹介します!

今宮戎神社の歴史を簡単にご紹介

まつもとしん児
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まずは『今宮戎神社』の歴史から簡単にご紹介!

創建は推古天皇の時代に聖徳太子が四天王寺を建立した時に西方の守護神として祀られたのが始まりとされています。

ご祭神の五柱のうち『事代主神(ことしろぬしのかみ)』が『えびす』として特に信仰を集めました。

『事代主神(ことしろぬしのかみ)』は、八坂神社(京都市東山区)の北向蛭子社(きたむきえびすしゃ)から分祀され、八坂神社の氏子が今宮に移り住み、現在の地に祀ったことに始まるといわれています。

現在は大阪市の浪速区にありますが、創建当時は海のそばにあり、漁業の守り神として信仰されていました。

その後、平安時代後期に四天王寺の西門で『浜の市』が開かれるようになると、その市の守り神として、『えびすさま』が祀られるようになり、『商売繁盛の神様』としても信仰されるようになりました。

『今宮戎神社』は商売繁盛の神様『えべっさん』として有名で、『京都ゑびす神社(京都府)』・『西宮神社(兵庫県)』とともに日本三大えびすの一つに数えられています。

十日戎とは…


『十日戎(とおかえびす)』とは『今宮戎神社』最大の行事で、毎年1月9日~11日に行われる初えびすのお祭です。

9日が『宵戎(よいえびす)』、10日が『十日戎(とおかえびす)』、11日が『残り福(のこりふく)』と呼ばれ、3日間に商売繁盛を祈願する100万人もの参拝者が訪れ、毎年大賑わいをみせます。

起源は不明ですが豊臣秀吉の時代から盛大に行われるようになり、関西を中心に『恵比寿神(えびすのかみ)』を祀る神社にて、商売繁盛を願う参詣者で賑わいをみせるようになりました。

特に有名な『西宮神社(兵庫県)』『今宮戎神社(大阪府)』では初詣以上の盛り上がりを見せ、例年100万人以上おとずれる参拝客の中には有名企業の社長や芸能人などの有名人も見られ、お賽銭も大金が飛び交います。

今宮戎神社のご祭神と期待できるご利益

ご祭神

主祭神

天照大神(あまてらすおおみかみ):太陽の神様
事代主神(ことしろぬしのみこと):別名・恵比寿様で商売繁盛の神様

配神

素戔嗚尊(すさのおのみこと):海原の神様
月讀尊(つきよみのみこと):月の神様
稚日女尊(わかひるめのみこと):織物の神様

ご利益

商売繁盛開運厄除け福徳円満病気平癒などのご利益

大阪七福神めぐり

江戸時代に始まったという大阪市内の3つの神社と4つのお寺を巡ることを言います。

・三光神社 (寿老人)
・長久寺 (福禄寿)
・法案寺 (弁財天)
・宝満寺-大乗坊-(毘沙門天)
・大国主神社 (日出大国神)
・今宮戎神社 (恵比寿)
・四天王寺 布袋堂 (布袋尊)

なにわ七幸めぐり

大阪を代表する神社仏閣を訪れて『七つのご利益』を授かることを言います。

昭和58年、神社仏閣活性化を目的に始まったらしいです。

・大阪天満宮(学業成就)
・大念佛寺(諸芸上達)
・住吉大社(厄除祈願)
・今宮戎神社(商売繁盛)
・太融寺(無病息災)
・四條畷神社(心願成就)
・四天王寺(家内安全)

境内の見所


それでは境内の主な見所をご紹介します。

鳥居


今宮戎神社の鳥居は、よく見ると、左右に小さな鳥居が付いています。

このような形の鳥居は『三ツ鳥居』『三輪鳥居(みわとりい)』などと呼ばれており、国内でも例が少ない、珍しい鳥居です。

『三ツ鳥居』を持つ神社の中には、独特のくぐり方があるという神社も存在しますが、『今宮戎神社』の場合は、どこから境内に入っても大丈夫です。

狛犬

凜々しい狛犬です!

拝殿と参拝方法


こちらが拝殿の正面になります。

神社の建物は昭和20年(1945)の戦災で焼失しましたが、現在の拝殿・本殿は昭和31年(1956)に再建されました。


こちらは拝殿の裏側です。

実は『今宮戎神社』の参拝方法は少し変わっております。

拝殿を参拝した後、裏側へ回ります

参拝所の両側、しめ縄と柵の向こうに銀色の銅鑼(ドラ)が設置されています。(※通常は柵で閉められています。)

『えべっさん』は耳が遠いらしく、裏側から銅鑼(ドラ)を打ち鳴らして『えべっさん、さっきのお願いたのんまっせ!』と叫ぶのが正式な参拝方法なのです。

裏からというのは、江戸期の商売の中心地、船場から見ると本殿は南向きでそっぽを向いているので、お祭りの時くらいこっちを向いてくれと願って始まったそうです。

『十日戎』の期間になると、柵が上げられ、銅鑼(ドラ)を触れるようになっており、『商売繁盛』を願って沢山の千社札や飲食店のステッカーなどが貼り付けられます。

まつもとしん児
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これを『裏参り』と言うらしいです!

大国社:商売繁盛や五穀豊穣の神


こちらは拝殿の右側にある『大国社』です。

ご祭神はもちろん『大国主命』。そして『五男三女八柱神』がお祀りされています。

『五男三女八柱神』とは、『天照大神』と『素戔嗚尊』の誓約によって生まれた八柱の神々の総称です。

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『商売繁盛』『五穀豊穣』の神として信仰されています。

稲荷社:五穀・農業の神、産業興隆、商売繁盛の神


拝殿正面の裏側には『稲荷社』が鎮座しています。

ご祭神は『宇迦之御魂大神』です。

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『五穀・農業』の神であり、加えて『産業興隆』『商売繁盛』の神としても信仰されています。

御朱印


こちらが御朱印になります。

アクセス

電車の場合

南海高野線『今宮戎駅』下車すぐ

Osaka Metro御堂筋線『大国町駅』より徒歩5分

Osaka Metro堺筋線『恵美須町駅』より徒歩5分

阪堺電車『恵美須町駅』下車、西へ徒歩5分

車の場合

今宮戎神社に駐車場はございません。

近くにはコインパーキングがたくさんあります。

今宮戎神社:〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6−10号⇒Googleマップ

まとめ


『今宮戎神社』は『大阪七福神めぐり』『なにわ七幸めぐり』の中の一つの神社であり大変の歴史ある、1400年以上も続く神社です。一度参拝してみては如何でしょうか。

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今宮戎神社で商売繁盛を祈願して、『大阪七福神』・『なにわ七幸めぐり』を巡るのもおススメですよ!

引用文献
今宮戎神社|商売繁盛の御利益「えべっさん」!3大戎の一つ今宮戎神社
大阪「今宮戎神社」のご利益、お守り、アクセスについて
今宮戎神社| 商売繁盛の守護神「えべっさん」十日戎で福を授かろう!
今宮戎神社(大阪)の「境内図(地図)・見どころ・回り方・参拝方法・拝観所要時間など」

ABOUTこの記事をかいた人

まつもとしん児

職業:実演販売士 人生のどん底に落ちた時、たまたま知人に連れられて、関東36不動霊場を周り、巡拝結願成就し、そこから人生が大きく変わったと思っている男! そして、神社仏閣をこよなく愛するようになり、少しでも多くの方に神社仏閣の良さを伝えたいと思い、実演販売士ならではの、誰にでもわかりやすく紹介する当サイトを作りました。